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留学日記

Vandy Jersey! その後

こないだ書いたバンダービルトのアスレチックチーム、コモドアーズのサイクリングジャージのその後。

Amazonの本国サイトに発注して、そこからアフィリエイトのBike Somewhereという店に発注が転送され、DHLで日本まで。

DHLのトラッキングは結構詳細で、フロリダから一旦サウスカロライナ、それからケンタッキーから空路日本へというのまで見れてなかなか楽しい。発注が7月20日でデリバリーが25日だから、わずか5日間ほどでアメリカのモノが日本に届くという便利さ。

一昔前に、L.L.Beanのメールオーダーで、カタログ取り寄せから船便でデリバリーまで3カ月近くかかったことを思うと、なんだか別世界ですなあ。しかし、70ドルのジャージのデリバリーに40ドル近い運賃なんで当然と言えば当然なんだけど。もしかしたら、EMSとか普通の航空郵便っていうオプションもあったんかな?

Kat_with_vandyjersey20090726s

さて、問題のジャージ。

結論は大変よろしいわけで、ブラック&ゴールド(といっても布地ではブラウン)基調のジャージは地味派手の典型。

渋いオヤジ世代にも似合うということで。Vanberbiltの校章はVマークにドングリなんだけど、コモドアーズのインシグニアは星の中にVマーク。このVマークが前後にでかくプリントされており、両袖には更にVin-Starが。

その両袖と裾にはエラスティックのバンドが縫いこまれており、立襟から続く中央のジッパーはヘソくらいまであり、閉めるとジッパーが見えなくなるタイプ。背面にはお約束の3連ポケットだが、その隅に「コモドアー」こと創始者コーネリアス・バンダービルトのマークもプリントされている。

問題のサイズはもともとアメリカンサイズで日本人にはやや大きめなので、日本サイズだとLの、暑苦しい体型(^_^;)の小生でもMサイズで問題なし。

素材はポリエステル100%だけど、いわゆる3Dメッシュ構造なのでべとつかない。製造はAdrenaline Projectで、メキシコ製。

というわけで、愛校精神をいたくそそられるアイテム搭乗。これまで、マシンもヘルメットも基本はブルー系だったんだけど、今回からブラック&ゴールドが入ってきたので、ちょっと考えるかな?

Copyright BigKat 2009

オフィシャルレポート:蛇足その5/パブクロール

先々週操作ミスATMカードを機械に吸い込まれてしまうトラブルにあったんですが、カード再発行の手続きがようやく済んだので、先週末に開かれた学校主宰の「ナッシュビル市内酒場ハシゴ会(Pub Crawl)」 に参加した。普段固まりがちなニホンジンと離れて非常に面白かったんだけど、帰りに30マイル規制の大通りを43マイルで走ってスピード違反でアメリカ初検挙!(爆) *Pubをcrawl(這い進む)というわけで、ゾロゾロとハシゴする会。ダウンタウンのカントリー&ウェスタン酒場とかアイリッシュパブとか地ビールブルワリーとかを回るんだけど、これがなかなかイイ!  罰金は50ドル。運転免許センターに行けば講習を受けて安くなるらしい。  そんでもってあやうく飲酒運転がばれそうだったが、なんとかクリアしたと思ったらいきなり翌日からインフルエンザで39度×3日間の往生こいたで(;_;)。うなること3年ブリ。  ところが地獄で仏とはこのこと。同じアパートに居るニホンジンのご家族はみなお医者様。先生方はみんなちゃんと日本製の薬を持って来てて、僕はタカハシ医師の調剤による抗生物質投与と、フジタニ医師による往診を受けて見事復活。  一方最初のモジュールの試験があと3日に迫っており、こいつをなんとかしないとね~。というわけで、今日も午前様~。  ・・・ホンマ「人間万事塞翁が馬」のような一週間である。いや下腹はあざなえる苗のごとし(面白いので放置)か?(爆) Whiteboard

オフィシャルレポート:蛇足その4/学校のランチ

 最近昼食は近所のタコ屋とピザ屋とハンバーガー屋を順繰りに回してます。特にタコ屋はなかなか気に入ってます。タコスというと堅い皮のやつとファヒータfajitaという柔らかい皮の二種類あるんですが、ファヒータの方がお気に入りです。ビフテキを短冊に切って、野菜とチーズ、それに豆のペーストを挟んで貰って2ドルくらい。それにサルサソースというちょい辛目のソースをかけて食べますが、ハンバーガーやピザと違って複雑な味が出て、うまいッス。黒人のお兄ちゃんが素早い手つきで巻いて、アルミフォイルに包んでくれるんですが、お兄ちゃんによっては「これでもか!」と身が詰めてあって、これまたアメリカンでなかなかよろしいッス。忘れちゃいけないのがアボカドのペーストグアカモーレguacamoleで、これをたっぷり入れてもらいます。美味い!  それと、スターバックスもカフェラテにも飽きたので、日替わりコーヒーCoffee of the dayを毎日飲んでます。これだと1ドル50セントだしぃ。

オフィシャルレポート:蛇足その3

いっつも校正してくれるアメリカ人ナイスガイ(ホンマ、絵に描いたようなナイスガイ)コール君も、もめるたびに点数が上がるので、最近は「もめた方が良いのかなあ」と複雑な心境のようです。ちなみに一つ前のレポートBigKatのアイディアでもティンチェフ君書いたのですが、ティンチェフ君の記述が結構いい加減で、コール君とBigKatで20分くらいで書き直して「をいをい、こんなんで良いんか???」と言って出したら8.75という結構良い点数だった、ということもありました。  とにかく、みんなそれぞれにいい味出してくれて、なかなか良いッス。  こういうとき、やはりメンバーのハーモニーって大切で、馬の合わないメンバーがいると大変みたいです。アメリカ人の学生が人種差別野郎とはいかなくてもあまり思いやりがないというかEQが低いというかそういう奴だったりすると、インターナショナルの学生は本当に困ります。その点BigKatは駆け出しは助かりましたね。

オフィシャルレポート:蛇足その2

 こっちは相も変わらず勉強勉強ですが、ちょっと悪慣れもしてきて、当初ほどのキンチョーは無くなってきました。長男のTakaもすっかりアメリカの学校に慣れたようで、毎日嫌とも言わずに黄色いスクールバスに乗って通ってます。

 先週は土曜日だけの日本人学校、「中部テネシー日本語補習校」の秋期運動会があって、1日外でビデオ持ってうろうろ。嬉しいのは、父兄の観覧席にもでっかいマーキーテントが建っていて、日陰で観覧できること。このテントというのが20m×10mくらいある巨大な、しかも白青の縦縞のいかにもアメリカンな作り。天井だ高いと涼しいってなもんで、非常に快適でした。

 日本語補習校の運動会は小学部から高等部まで合同なんで、リレーなんかもスタートが小学一年生でアンカーが高校生とかだったりして結構面白いっす。

 ウチのTakaは運動不足の同級生の中では結構速くて、こいつ誰に似たんかな?と(^^;)。今回の渡航に際して買ったSonyのビデオカメラが大活躍でした。それと、今年は紅白の帽子が参加賞でもらえて喜んでました。この紅白の帽子というのも、日本のぺらぺらのリバーシブルではなくて、ちゃんとしたベースボールキャップに「JSMT」の金糸の刺繍がある格好いいやつで、BigKatも欲しかった()

 BigKatの勉強の方も、最初のモジュール1が半分過ぎて、来月の半ばにはもう試験です。先週は会計学の最初の試験があって、みんな苦労してました。

 学生:「試験は持ち込みできないんですか?」

 教授:「君らには脳味噌があるじゃないか」

 学生:「え゛~?!」

・・・なんていうところは日本の学生とまったく変わりなし。

 木曜日の5時からはKeg Party(ビア樽パーティのこと)といって、毎週ビールパーティーがホールであるんですけど、このときばかりはみんな図書館でシコシコ勉強してて参加者は一握り。僕も9時前まで図書館の机で勉強してました。

 そういう中でも、経済学のグループワークで最高点とかとれたとかという良いニュースもあったりして、ちょっと嬉しいこともありました。このグループ、例のブルガリアの官僚出身のカリン・ティンチェフ君がかき回してくれて結構大変だったグループなんですが、韓国人のワンスー君のアイディアでまとめて、10点満点の9.5点ってのが取れたんですね。もめ事があっても終わりよければ(まだ終わってないけど)すべて良しってカンジです。ワンスー君もこれまでイマイチ参加できてないってカンジだったんですが、今回の高得点で安心できたようです。

オフィシャルレポート:まとめと蛇足

<今回のまとめ>  ようやく本格的に大学院での生活が始まり、ランゲージバリアの問題も含めてとまどうばかりですが、なんとか「こういうものか」というイメージがつかめてきました。  とにかく「大学院」という訳語がありますが、その実体は日本で言う大学院とは大きく異なります。特にMBAはのちのちのキャリアに直結した実学だけの教育機関ですが、アメリカ人学生にとっては自分のキャリアパスのための投資です。2年間の収入を犠牲にして高い授業料を払い、それで年収を倍増させる、そのための投資です。もちろんお金がすべてではなく、ビジネスというダイナミックで刺激的な世界で生きていくためのパスポートのようなもの、という認識なのではないか、と思います。学生のメンタリティについて語るにはち ょっと早いような気がしますが、別の見方ができればまたご報告したいと思います。 <蛇足>  長男が予防接種を受けてようやく先週から小学校に通い始めました。  最初は「アメリカの小学校に放り込んで大丈夫か」と思いましたが、いまのところは言葉がわからないながらも「みんながタカ、タカと呼んでくれるし、楽しい」と言ってますんで、一安心です。教育委員会でも、2年生に編入するより1年に編入したいといったところ(結局は1年生に編入)、「大丈夫、子供はとても早く言葉を覚えます、ご両親よりもmuch more fasterにね。」と言われましたが、その通りのようですね(^^;)。

オフィシャルレポート:全体の環境

 今年(といっても1999年ですが)、オーウェンは電子商取引(Electoronic Commerce:EC)の教育内容で全米一というランキングになったので、EC関係の講義には異常なほどの関心が集まっており、受講希望者が多くてウエイティング、という事態も。学生のクラブも登録会員が鰻登りのようです。 

比較的小さな規模の学校ですが(1年生は235人)、システム環境の改善には一筋ならぬ投資をしており、非常に積極的に設備と人材の確保を進めているようです。一般的な電子商取引の内容のクラスから、JAVAを使ったプログラムの講座まで、非常にバラエティーに富んだカリキュラムがあるようです。  

インターナショナルが35%もいるので、留学生も大きな存在勢力になってます。なるべくアメリカ人学生との交わりを持とうという感じなのですが、どうしても白人・黒人・ヒスパニック・アジア系という風に固まりがちです。もちろん留学生には全くの関心のないアメリカ人学生もいますが、白人のなかにも「日本に留学してた」とか「日本に住んでいた」とか、さらには「日本企業で働いていた」という学生も結構居ます。同じグループにもオーツタイヤのアメリカ法人(ブランドはファルケン)で働いていて、上司の名前はタケシ・ホンダだった、というナイスガイがいて、助かってます。 

今年の日本人学生は中国(17人)・韓国(12人)につづく第三勢力ですが、韓国の学生とは仲が良く、なにかと情報交換をしています。BigKatも韓国語を毎日習ってます。  全体の教育環境に関しても、「なんとかランキングをあげてトップスクールの仲間入りをしたい」という感じで、できることは何でもやろう、という意気込みが事務局にあるようです。

大学院の経営自体もアメリカでは「商売」ですから、マーケティングを行い、大学院での行事についてはすべてに学生側からの評価シートが付きます。教授の講義内容については昔からですが、もちろん学生側からの評価がなされ、それが教授の評価に直結しますから、教授の態度も非常に真剣です。日本のように10分遅れてきて、学生が出席してなくても自分の世界を展開して終わり、という訳にはいきません。とにかく学生を引きつけて厳しい宿題を課しても「辛かったけどこの教授についてよかった」と思わせなくてはなりません。まるで舞台俳優のよう、といっては言い過ぎでしょうか。 

ちなみに教授の講義もOHPのほか、プレゼンテーションソフトのパワーポイントを使って、教授の机のPCの画面をスクリーンに映写して講義を行います。教授の資料準備は本当に周到です。  オーウェンは昨年、付属図書館(ウオーカーマネジメントライブラリ)が全米一との評価も受けました。設備はともかく、イントラでの検索データベースと司書の優秀さはなかなかと思います。とにかく必要な情報を引き出してくれる、そういう感じですね。

<公式レポート その3: 日常生活>


 オーウェンでの日常生活はこんな感じです。
 5:30起床→6:30までリーディング
  眠い!
 7:00 車で大学へ。高速道路(I-40)を使って25分。普通の道だと登校時間
    の交通規制にかかるので、最近は高速道路を使ってます。

 7:30 大学院の校舎に到着。車は近くの大学所有の立体駐車場に早い者勝ち
    なので、遅れると苦労します。
    着いたら学生の自主経営の購買で1杯75セントのコーヒーを飲みつつ、準備をします。最近大学院の道路を挟んで向かいにスターバックスができたので、お小遣いのあるときはそちらで飲みます。

 8:00 1時間目開始~9:30まで

 9:30~11:20 空き時間にパソコンを大学院のネットワークにつないで電子メールをチェック。大学院のホールの机にはことごとくイーサネットの端子が付いていて、どこでもインターネット状態です。ここも朝6時くらいから学生がいて、混んでます。重要な宿題の連絡や宿題のヒント、それにいろんなデータもほとんどがネットワークを通じて配布されるので、コンピュータは不可欠です。大学院にもウィンドウズNTの端末が100台近くありますが、コンピュータラボもいつも混んでいます。
     (ちなみに大学院は24時間立ち入り可能で、図書館も夜11時半まで利用可能です)

 11:20~12:50 2時間目

 12:50 昼食を食べに近所のハンバーガーショップへ。
    時間が無い場合が多くて、そのときは購買でベーグルのサンドイッチかクッキーを買って済ませます。
    外食してもまあ5~6ドルですから、そんなに高いわけではありませんしハンバーガーショップといってもちゃんとしたハンバーグにサラダバー形式でいくらでも野菜を挟めるので、バランスはまあまあです。

 13:30~16:00 図書館で勉強。
    図書館にも電源とイーサネットのコネクタのあるパーテーションがあるので、ネットワークを使いながら勉強をします。
    みんな眠いので、この図書館で「パワーナップ」と称して昼寝をする学生も多いです。

 16:00~19:00 グループミーティング
    各人みんなスケジュールが違うので、時間を合わせてミーティングを開いて提出するペーパーの内容について相談します。BigKatの所属するチームはみんなオトナなので、結構てきぱきと分担してやってます。
    しかしグループ内で衝突とかあったりすると大変みたいです。ミーティングのあとで各人の作業にかかって整理して帰ります。

 19:00 学校を出て帰宅。やはり高速道路。
    家族を晩ご飯を食べられるのが一番大きく変わった点でしょうか。帰りがけ、35セントの公衆電話で家に電話をかけて買い物がないかを聞いたりします。

 21:00~1:00 自室で勉強後 就寝。

<公式レポート その2>

 各教科の内容ですが、
(1)Introduction of Accounting
 会計学入門
 読んで字のごとく会計学です。といっても日本の会計学のように概念中心ではなく、「とにかくモジュールの終わりまでにフィナンシャルステートメントを読みこなすことができるようにする」という実用的な内容です。各会計項目の仕訳から始まり、決算をどのように締めるかを実例つきでやらされます。BigKatは会計関係には全くの素人なので、銀行出身者のアドバイスには助けられます。
 教授は噛んで含めるように講義を展開し、説明に無駄がありません。その分聞き逃すとわからなくなるので真剣に聞かないといけません。

(2)Managerial Statistics
 経営統計学
 夏休みの集中講義の続きのような内容で、標準偏差、二項分布とかの概念からはじまり、それの応用までやります。たとえばNASAの見積もったスペースシャトルの打ち上げ成功率の評価とか、スーパーで客が卵を買う確率を2割として、1日どれだけの在庫を確保すれば売り切れ確率を10%以下に押さえられるか、なんて計算をします。大きな液晶画面の関数・統計電卓は必携で、エクセルの統計関数マクロには非常にお世話になってます。

(3)Leading Teams & Organizations
 チームマネジメント
 唯一算数の関係ない教科かと思ったら、経営判断の項目で確率論とか出てきて閉口しましたが、ほとんどはグループをうまく働かせるにはどうしたらいいかというケーススタディが中心です。なかなか示唆的なケースが多く面白いですが、アメリカ人学生の議論が続くとなかなか発言できず、苦労します。

(4)Economics of Business
 経済学
 もと司法省で合併審査をしてた教授の教科ですが、ミクロとマクロの基本的な理論の勉強が中心です。しかし、出てくる実例がすべて実名入りで、しかもなまなましいので迫力があります。教授も面白く教えるプロ、という感じで、知的な興奮があります。

<公式レポート:オーウェン経営大学院での状況1>


 先月の23日より本格的に99年のプログラムが始まり、前期のモジュール1という期間に入りました。
 年間を2期に分け、各期が2つのモジュールに分かれており、全部で4モジュールという構成です。
 今回のモジュール1は7週間のプログラムで、1年生は完全に必修教科のみの構成であり、選択科目を取ることはできません。必修科目は
   (1)Introduction of Accounting
    会計学入門
   (2)Managerial Statistics
    経営統計学
   (3)Leading Teams & Organizations
    チームマネジメント
   (4)Economics of Business
    経済学
・・・の4教科です。各教科とも週2時間(各クラスは1時間半)で、全部で週に8時間という構成です。プログラム自体は1日2時間で月~木曜日だけなので、拘束時間は短いです。「結構楽なのかな?」と思ったのが大間違いで、各教科がそれぞれ600~1000ページくらいの大部の教科書を7週間で終えることになっており、1回の授業で最低50ページ、これに副教材で配布される分を含めるとリーディングだけで真夜中になっても終わらないという状況になります。
 それに加えてグループで提出する宿題が課されます。
 各教科で別々に4人のチームがアサインされ、課題についてレポートを提出するというものです。この過程ではどうしても他の学生、特にネイティブの学生とのコミュニケーションが不可欠になります。金曜日を含む週末はこのミーティングがあり、昼間は結局大学院の校舎に詰めることになります。
 BigKatはあまり睡眠時間が短いと応えるほうですが、そんなことも言ってられず、平均4~5時間の睡眠時間となってます。

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