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旅行・地域

地元の名店 珈琲編

あんまり天気がいいので、ちょっとだけお散歩ポタリング。

今日は雲一つない秋天で、爽快そのもの。手賀沼の青も空を映した青。

昔からあって、ずっと気になっていたけど、なかなか寄れなかったコーヒーの専門店に寄ってみました。

手賀沼の北岸を走る道路沿いにある「焙煎職人:鈴木正美の店 The Coffee Club Ms Company」です。

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↑通りに面したお店。ウッドデッキに駐輪させてもらいます。

入ってみると、100gごとに小分けされた数えきれないほどのコーヒーのパッケージが整然と並んでいて、良い感じの店主が応対してくれます。

「いつも通るんですけど、午前中なので空いてなくてなかなか寄れないんです」

と言うと、

「すみません、朝は焙煎があるもんで、最近は12時くらいからの開店になっちゃいます」

との事。道理でね。

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↑お店の紹介と商品紹介のブローシュアに小分け1回分のオマケ。これがまたおいしかった。

取りあえず、オーガニックのストロングブレンド「勇気」を購入してペーパードリップ用に挽いてもらいました。そしたら、ご主人が「No.1ブルーマウンテンのブレンドです」というわけでテイスティングをさせてくれました。スッキリして美味しい!

うちに帰って包みを開けると、挽いた「勇気」はバキュームパックに入れられており、丁寧な扱いがされていました。ついでにおまけに「奇跡のコーヒー」と題されたブルーマウンテンブレンドが1杯分。おっとお得感がグッと…!

Copyright/BigKat2014

台北小旅行

グーゴンBigKatです。 

 今回の出張では、台湾の学校が夏休みに入ったせいか、土曜の帰り便が取れず、土曜日高雄に居ないといけなくなってしまった。 

 とはいえ、雨ばっかりの高雄でカビを愛でてもいられないので、アサイチの高速鉄道(新幹線)で5年ぶりに台北の街を歩いてみることにした。

 ホテルから歩いて10分で高雄の地下鉄の三多商圏という駅に着く。ここは三越とかそごうとか、あと地元のMEGAというデパートが軒を連ねる銀座みたいなところなんだが、そこから地下鉄で15分で高雄の新幹線駅である南のターミナル左営(ぞういん)駅に着く。

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 あらかじめ切符なんて買ってないので、そのまま自動販売機のカード支払いで台北駅との往復をゲット。そんなに混んでないと思ったが、ちょっと用心して普通車の指定席にした。片道1490元なので往復2980元。往復割引とかはないようで、ものの数分で発券終わり。往復でだいたい1万円強といういうことになる。カード支払いは可能だが、暗証番号を入力する必要があるので、普段サインばかりで暗証つかってないと戸惑うね。

 さて、左営は全く新しく建設された駅舎なので、ガラス張りのモダンなデザインで天然光が入ってくる。自動改札をくぐって下のホームに降りると、オレンジとクリームのツートンカラーのT700が待機しており、鉄な方々には大変に心躍る状況なんである。

 BigKatが乗ったのは7:30発台北9:06着の特急で、途中は台中と、台北のひとつ手前の板橋にしか止まらない。1時間半ちょっとで台北に着くというわけだ。「対号座」という指定席は半分くらいの埋まりようで、指定なしでもよかったと後悔しても後の祭り。

 T700は正直飯日本の新幹線なので、特筆することはないが、デッキと客室を隔てるドアがボタンを押して開ける半自動なのと、客室の両端に荷物置き場がところが日本の新幹線と違う。

 あっという間に台北にはついてしまうので、それから台北駅で市内交通の要であるMRTに乗り換える。MRTは台北市内を南北と東西に走る都市交通で、台北では板南線・淡水線が交差しており地下駅になっている。近場なら大体15元で行けてしまうが、その辺は各国の都市交通乗車記念としてICカードである「悠遊カード」を買わない手はないだろう、ということで500元払ってカード購入。これはリチャージ可能な電子カードで、500元のうち100元がデポジット。使い切れないことは確実だが・・・。

 さて、地下の連絡通路を通って淡水線に乗り換え、15分ほどで剣潭站()に着く。特にどおってことのないところだが、ここで黄色いタクシーを捕まえ、これまた15分ほどで故宮博物館前に到着する。

 5年ぶりの故宮は概観が塗り替えられており、オリジナルの故宮に見立てたと思われる広い前庭からアプローチが長いが暑い。青空に雲が流れるが日差しがきついし、今日の予想最高気温は34度だ。故宮博物館は周囲を青々とした山に囲まれたところにあり、事実台北側かからは隋道があったりする。そのぐいぐいと盛り上がるような緑の山に白い壁と明るい緑と青、それに朱の縁取りの建物がまぶしい。

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 前回訪れてから、2006年に故宮は大改装しており、現在の林さんという女性院長は日本の留学組ということらしい。入り口付近もともかく内装も大きく変わっている。特に展示方法が液晶ディスプレイでの情報表示が多用されたり、またレプリカではあるが触れる展示があったりする。それに地域と活動するという最近の博物館の流れも受けて、子供がいろいろなものを作ったり展示したりする施設も併設されている。更にルーブルみたいなガラスのピラミッド風の新館も建設予定らしい。

 何はともあれ、碧玉と彫刻工芸は見ないといかんので、3階に上がったがこれが黒山の人だかりで、有名なヒスイの白菜なケースの周りにも近寄れないほど。こうなるかと思って早めに来たが、逆に団体観光客の到着時間と重なった感じ。

 とはいえ、団体さんのあまり興味のない彫刻関係とか漆芸とか、そういうところを観てみるが、人類の手工芸は一旦ここに極まったんだろうなあ、という実感がある。木とか象牙を細かく細かく彫刻して、とても人間技とは思えないところまで行ってしまっている。そういう営みが軽く千年くらいあるというのに驚くと共に、それを支えた国というか社会というか、そういう部分も考えてしまう展示だ。

 というわけでまだまだ台北は続きますがまた。 

Copyright BigKat2009

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