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電脳生活

小さなアンドロイド

さて、iPhoneiPadの二刀流になって1年弱、すっかりアップルに取り込まれた形になってしまったが、特に不満があるわけじゃない。iTunesは時々フリーズするけど、iCloudも、Googleでのデータシンクロも上手く行ってて、一昔PCとのデータシンクロひとつにも苦労したことなんて夢のようだ。

Xperiavertical

最近日本勢の携帯電話は「ガラパゴス化」とか呼ばれて劣勢で、しかもスマホ時代になってからは、韓国勢に対してもっと分が悪い。そこで、というわけでもないんだけど、先日知り合いがギャラクシーSIIを買ったので、となりもすなるといふアンドロイドをわたしもしてみむとて、買いました。

買ったのは日系の雄?ソニーエリクソンのエクスペリアシリーズの末っ子、mini pro(SK17i)だ。

末っ子と言っても「ミニプロ」の下にはキーボードのない廉価版の「ミニ」もあるから、本当の末っ子というわけではない。でも、キッチリ名刺サイズのフットプリントに3型液晶という、スマートフォンというよりは小さいコンパクトデジカメという感じのボリューム感だ。

 

この機種の最大のウリはなんといってもスライド式のキーボード。

本体を横にして、下方向にキーボードを引き出すと(というより親指で画面を押し上げると)、一昔前のキーボードザウルスみたいなQWERTY配列のキーボードが現れる。スライドしたときの感じはカッチリとした感じで好印象。キー自体もクリック感が工夫されている感じがして悪くない。スリープ状態でもキーボードのスライドで電源が入ったり(画面スワイプ必要なし)、縦横が自動で変更されたりとかの使い勝手も工夫されてる。

Xperiahorizontal

問題の動作速度だけれども、上位機種と同じ1GHzCPUということで、画面が小さいことも奏功しているのかキビキビとよく動く。以前触ったことのあるSHARPの端末(IS03)に比べると、格段に速い。アニメーションもスムースだ。ためしにTVアニメーションのファイル(flv形式)を再生してみたが、綺麗でスムース。構造が基本的に違うとはいえ、VaioType-Pよりも滑らかに再生しやがるぞ()

もちろんアンドロイド(2.3ジンジャーブレッド)端末なんで、基本操作とか画面デザインは他の機種とは大差ないけど、画面の四隅のランチャーにアプリのアイコンを登録できたりと、こまごまとした使い勝手向上策がなされている。そうそう、日系メーカーの端末だけあって、日本では発売されてないのに言語設定いじるだけで日本語表示&日本語入力が可能だ。IMEPOBoxがあらかじめインストールされている。キーボードにも地球儀マークがあって、これで日本語のOn/Offが切り替えられる。

このほか、ハードウェアとしては、720pHDビデオ撮影とか、5台までOKのテザリング機能とか、ソニーらしいてんこ盛り端末になっている。これで名刺サイズ、140g弱ってのがまた。

実は、購入の本当の理由は、知り合いとか家族がベトナムに来たときにテザリングできると何かと重宝なんで、この機能が使いたかったのが大きい。日本だとテザリングはいろいろ制限かかったりするけど、ベトナムは適当なので、勝手に設定できる。MobiFoneD30というデータパッケージなら1.7GBまでは定額の12万ドン(480)なので、費用的にもまったく問題ない。この辺は発展途上国の方が使いやすいというわけ。テザリング用だからこのサイズにしたってのもあるのね。

ちなみに買ったのはブンタウの市街地にあるTheGioiDiDong(直訳すると「モバイル世界」!)という携帯電話専門店だ。

黄色い看板が目印のチェーン店なんだけど、ガラスケースの中にずらり並んだ端末を指差して、店に無用にたくさん居ると思われる女の子の一人に取り出してもらう。中身をチェックしてからお金を払うんだけど、やれSDカード買って、とかカードリーダーつけるよとかうるさい。結局16GBのマイクロSDを付けて350ドルくらいの仕上がりになった。国際価格からすると高めだが、ドンの弱いこの国では仕方がない。

このプロミニには画面保護用のフィルムが添付されているけど、これも専門の女の子が無料で貼ってくれ、5万ドン(200円)払うと背面カバーを熱収縮フィルムでコーティングしてくれるサービスもあったりする。ミニプロには着せ替えバックプレート付いてるんだけどね。

というわけで、しばらく使ってみますわ。

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iPhoneのボタン交換

今更いうのもナンだけど、BigKatiPhoneのホームボタンはちょっと挙動が渋かった。

というのもそんなに気になるほどではなく、iPad2を買ってから比較すると「もしかしてこれって挙動不審?」と思う事があったからだ。

それくらい軽微だったということかな?

ところが、この正月休み、ついにホームボタンが利かなくなるという事態が発生した。

時々なんで完全に致命的、デッドエンドというわけではないが、全面的に利かなくなるのも時間の問題と思われたんで、急遽修理屋さんを探すことに。ベトナムで買った機械だし、電池も交換してあるのでGenius Barに予約入れて持ち込んでもダメだろうなあと。

ベトナムまで戻ってもいいけど、それまでにホームボタンがご臨終、ってのも困るし、またこないだの電池交換の品質見ているとメカニズムの最奥部にあるホームボタンの修理には一抹二抹どころか山盛り一杯の不安がある。

というわけで、インターネットを使って最寄りの「iPhone救命士」ってところに電話して修理を依頼した。勿論DIYする手もあるけど、これも結構時間もコストもかかりそう。第一工具がない。「ホームボタンをデコピン」という「すべて機械は叩けば直る」的なというか、20世紀初頭みたいなご意見もあったけど()、そういうわけにもいかんだろう。

ホームボタンの交換で税込8,400円ナリ。

夕方出して、翌日の昼に引き渡し。直接持ち込んだ。

Web最安の5千円と比べると結構高いように思うが、毎日バリバリと使っているので背に腹は代えられない。それに対応も丁寧で交換持てたしね。

聞くと「ウチでは分解してもSoftBankとかには分からないように水没シールとかうまいことやるんですけど、やっぱり中の扱い荒いですね」とのこと。流石にベトナム仕様。交換したのはホームボタンのユニット全体というより、ホームボタンの中にあるボタン状のセンサーだけみたい。

というわけで、交換後の反応は全くスムース。こんなことなら最初からこうすればよかったわい…と思ったがそれもリスクあるからねえ。

いずれにしても非常に快適になりました。これまでイマイチな反応だったダブルクリックもスイスイ決まる。

それにしても早くiPhone5が出てくれないかな…。

Copyright/BigKat2012

手帳アナログ愛

もともと定期入れに名刺サイズの小さい手帳を挟んで、メモ用に使っていたんだけど、海外に来てからやたらとメモをちぎって渡すことが多くなった。というのも、車で移動する際にたいていこっちのベトナム語は通じないので書いて見せないとわからない。それにちょっとした金額の確認とかも書いた方が早いというのもあって、野口悠紀夫センセイの超整理手帳のおまけみたいな「アイディアメモ」はすぐぼろぼろに。この手帳にはちょっと気になった単語やらなんやらも書き込んであるので、ぼろぼろは困るし、ずっと置いておきたい。

そこで、「極小システム手帳」というソリューションが浮かんでくるわけだが、世の中には似たような要望は結構あるようで、何種類かの「マイクロ5穴」というリフィルを収める名刺入れサイズのシステム手帳が数社から発売されている。

そこで買ってきたのが、Ashfordのマイクロ5穴のシステム手帳で、「小さいもの好き」にはたまらない仕様になっている。名刺入れ機能だけではなく、財布も合体されており、札入れだけでなく小銭入れまでついている。ベトナムではある意味全部のお金が小銭なんだが()硬貨はほとんど使わないので用はない。しかし、全体の仕上げの丁寧さもあって、すごく気に入っている。

Micro5holes20110727

勿論難点はある。

というのも、小さいとはいえやっぱりシステム手帳というからには開閉式のリングがついており、こいつの径が11mm。それに革の細工部分の厚みもあるから、どうしても厚みは20mm以上になってしまう。ということは胸ポケットはいっぱいになり、ファッション的にはあまり美しくないことになる。それにあまりリフィルを入れると余計厚みが出るし重くもなるので、入れられるものにも制約が出てくる。

それから革が手触り優先のためか非常にやわらかく、尻ポケットに突っこんで移動、なんてのはちょっと無理かなあ。

一方で、極小の規格ではあるが、リフィルが思いのほか充実しているのはありがたい。Ashfordだけでなく、他の会社からも手帳用紙のリフィルだけでなく、他の機能を追加する者も発売されている。例えばクレジットカードホルダーとか、付箋紙のセットとか。身分証明書とか医療カードとかも結構持ち歩く必要があるので、カードホルダーは必須だ。

いろいろ悩んだ挙句、

(1)白地の手帳用紙

(2)方眼の手帳用紙

(3)6枚収納のカードホルダー

(4)付箋紙セット

(5)ミニ手帳用のボールペン

(6)近所の文具店オリジナルの「名刺サイズメモ用紙」数枚

…という内容でスタートしてみた。

これは思いのほか実用的で、iPhoneではできない技---情報を書き留めてちぎって渡す---をきちんと補完してくれている。iPhoneとこれさえ持って出れば大丈夫。

ちなみにカードホルダーには手帳にキッチリおさまるやや大きめのプラスティックのベースがついているので、これがちょっと柔らかすぎる本体を補強してくれ、手帳に書きやすくなった。

それからポイントはミニボールペンで、これも一種の手帳ブームのせいかいろいろ種類があって選べて楽しい。BigKatが買ったのはペンテルのノック式のもので、ポイントはマルチペン用の替え芯が使えること。これもマルチペンも一種ブームで、いろいろなタイプの替え芯が使えるのでありがたい。自分は水性ゲルインクが好きなんだけど、デフォルトで付いてくる芯が使い終わったら交換しようと思っている。

こうしてみると、小さいけれどもオフィスになっているのが判る。そうそう、この小さく丁寧にまとまった感じ、故宮博物館にある「多宝格」みたいな感じが好きなんだよね。

Copyright/BigKat2011

iPadゲットだぜ

というわけで、iPad2欲しい熱が高まりまくってしまったので、ホーチミンから帰りの便で、周さんとAdamに頼み込んでショップの前に止まってもらい、即決で3Gの64GBモデルを買った。画面保護フィルムをおまけにしてもらったが、カバーを買わされてチャラか。このカバーは純正の風呂ふたことスマートカバーに背面保護用の革張りのプラスティックのケースの付いたもので、思った通りの機能が入っており、結構良くて気に入った(^_^;)。カバーの開閉でスイッチオン/オフっていうアイディアはとてもいいと思う。
↑ホーム画面の様子。解像度はそれほどでもないけど、見やすいと思うのは眼とディスプレイの絶対距離の近さとズーミングの簡単さからか?ホームボタンに赤いシール貼ったらなんだかThinkPad風。
最初に箱にはどこにも「2」と書いてないので一瞬旧モデルをつかまされたか?と心配になったが、大丈夫だった(笑)。

ちなみに価格は1,000ドル=20,500,000ドンで、300ドル(=615万ドン)をドルで払い、残りは持っていた日本円6万円がほぼ1500万ドンだったのでカバーの90万ドンを入れてほぼ見合い。

帰って早速起動して環境設定したが、iPhoneの設定がそのまま受け継がれてしまうので、iPhone用のアプリがごっそり入ったりするが、アドレス帳とかもシンクロされるので手間はない。なかなか優秀。最初、以前買った自分用のマイクロSIMカードがうまくネットワークにつながらなかったが、それもいじっているウチに解消されてスムースにつながるようになった。
何といっても思いのほか小さくて薄い。一方結構ずっしりと従量を感じる。まあガラスと電池の集合体だからねえ。
↑カバーを開けると即起動っていいね!純正品じゃないけど。
快適なのはレスポンス。
ウェブ閲覧も速いし、タッチパネルの操作もなかなか快適。惜しむらくは静電容量式
のタッチパネルという制約から来るスタイラスの問題。これで細いスタイラスが使え
るなら最高なんだけど。先日iPhone用に買ったプリンストンで絵をかいてみたがこれ
も「まあまあ」でかなり感覚的に近くかけるのでちょっと嬉しくなった。もともと大
きな絵をかく人間ではないので、このサイズはOKだ。あとはソフトウェア&書いてる
本人の技量の問題かな。
↑↓カバーの表裏。一応高級そうな?皮革仕様。薄くてすっきり。

入れたのはSketchbook Expressというアプリ(600円)だが、後でProfessionalというのが同じ値段だった(^_^;)。こっちの方が上位バージョンみたい。

マレーシアにいる最中はGiGa,という3大キャリアの一つのSIMカードをKUL空港の到着ロビーで買って使ったが、これも快速で快適。良かったけど、我らがMobiFoneもなかなかやります。まあまあのパフォーマンス。

通勤バスの中でも、結構大きめのソフトウェアキーボードで揺れていてもOK。
とはいえ、時々ジャンプする通勤車なので落とさないように気を付けないといけないね。

更に入れてみたのが昔から使ってみたかったAppleのオフィススイート。
iWorkとい名前が出回っているので、そういうパッケージかと思ったらさにあらず。
要するにPages(ワープロ)/Numbers(スプレッドシート)/Keynote(プレゼン)が別々なのね。各1,200円なので計3,600円という自分アプリ史上最高値だが、オフィススイートがこの値段というのはある意味安い。MS-Officeとの互換性あるように見えるが、複雑なレイアウトを使うことが多いので、この再現はやっぱり無理だなあ。

電子ブックリーダーということでいうと、アップルのiBooksはプレインストールされているが、無料の青空文庫を読むには面倒くさそうなので、i文庫HDというアプリを入れてみた。このアプリは有料ではあるが、かなりの書籍がバンドルされており、青空文庫からの書籍の検索およびダウンロードも大変スムースでびっくりするくらいだ。んで、夢野久作なんか久しぶりに読んだりして(^_^;)。

というわけでまたもやiOS関連のブツに足を突っ込むことになってしまいました。

Copyright/BigKat2011

iPhone用Bluetooth Keyboard

今回iPhoneを買って、その周辺ガジェットで気に入ったのがBluetooth接続のキーボード。

リュウドとELECOMの2社から出ている折りたたみ式のキーボードのうち、ELECOM製のiPhone用のやつを買ったという話。

Mobilekeyboard

iPhoneの入力機構はなあなか出来が良くて、日本語変換も頭がイイと思うが、いかんせん手のでかい人間には流石に縦タイプのスクリーンキーボードではミスタッチが多い。

そこで外付キーボードですよ。

iPhoneで使えるキーボードはいくつかあるが、やはりいちいちケーブル接続しなくていいということで、Bluetoothのやつ、しかも持ち運びに便利な折りたたみタイプが良いと思って探すと結構ある。

秋葉原あたりでiPhoneの周辺機器を売ってる店はたくさんあって、中にはキーボードを何種類も展示してあるところも。そこで実際に触ってみた結果、ELECOMの折りたたみタイプに決定した。

これはB5サイズのノートパソコンのキーボードだけを抜き出して、左右に2つ折りにできるようにしたもので、畳むと20mmくらいの厚さになり、専用のケースに収まる。BigKatはもともとあまり大きなキーボードは好きではなく、どっちかっていうとタイピングしてても手首があまり動かなくて良いコンパクトサイズが好き。リナザウの極小キーボードだってOKな人間なので、これは贔屓目かもしれないが、サイズ的にはよろしい。ついでにキータッチもペナペナしてなくて結構しっかりしており、これも昔風のパンタグラフ式のキーボードよりもノートパソコンのペチペチ風なのが好きな自分としては及第点だ。キーの配置も余分な日本語表記の無い英語キーボードなので、これもスッキリして好みであり、もちろんタッチタイピング可能。とにかく高速で入力できるので快適だ。

便利なのは、iPhone用のスタンドがキーボードに内蔵されていることで、これを引き出すとインスタントなオフィスが出現するというわけ。このスタンドも引き出すとバネで自動的に展開するのが面白い。

展開した時のキーの納まりがあまりに自然なので、構造がどうなっているのか大変興味深いが、昔々IBMThinkPad701ってのがすごいギミックの折りたたみキーボードを出してて、それを見たときの感動にちょっと近いかな?

BT接続は問題なくつながるが、しばらくつかわないでアイドルにしてると節電のためか一旦接続が切れる。その時はキーを何度かタイプすると復活する感じ。それから、日本語/英語の切り替え(IMEのオンオフ)がキーボード側ではできないようなので、それが難点かなあ。

要するに致命的は不満は無い、というより結構理想的な構成なんだけど、無線接続なんで飛行機の機内では使えないのが難点か。まあiPhone自体エアプレーンモードはあるけど機内で使用するにはちょっと気が引ける存在だからね?。あと、まだ継続して使用してないので電池の持ちが分からないかな。

Copyright/BigKat2011

iPhone in Vietnam

こないだ職場の後輩がアイフォン4を買ってちょっとトラブルで販売店に行くというのでベトナムでのアイフォン事情を見ようと野次馬気分で出かけた。

場所は市内から空港に向かう主要幹線の一つ、ナムキーコイギア通りの路面店で、小さな間口の携帯ショップがいくつか並んでいる。後輩はその一つに入り、あれこれ質問していたが、その間BigKatはその店と隣の店で値段とか聞いて冷かしていた…が結局買うことに。ちょうどお金持ってたし、計画的衝動買い…かな。

*行先はNam Ky Khoi Nghia 260で、ダイソーから遠からぬ場所。ショップが並んでるがBigKatの買ったのはアップルマークのある店。修理用かメンテか、3Gモデルが沢山持ち込まれていた。PC持ってる人も少ないので、でかいアプリのインストールとかは持ち込みでやるのかも。

Iphone4

↑おっと、買いましたよ、iPhone4。こうしてみるとモノリスですなあ。

問題は回線の契約で、iPhone4からSIMカードがマイクロサイズになって、こっちで売ってるSIMカードは刺さらないようになっている。今BigKatが使っているのはベトナム3大キャリアの一つMobiFoneなんだけど、番号をひきついだままマイクロSIMになんてできるのか?という不安があった。

ところがこの辺は何とかなるのがベトナムっつーかアジア。

実は普通のサイズのSIMカードをマイクロサイズに打ち抜くパンチがあって、大き目のホチキスみたいなやつにSIMカードを挟んでバッチンとやるとふつうサイズがマイクロサイズになるというわけ。SIMは結局電極みたいな部分だけが重要で、あとは単なる位置決めのためのプラスティックだから、

BigKatの持っていたプリペイドのSIMがたまたまパケット通信もできるプランだったんで3Gも問題なく接続。うーん素晴らしい。ちなみに正式にiPhoneを発売しているのはビナフォンという会社で、ここはちゃんとパケット定額サービス含めてマイクロSIMカードも供給してますな。

Sim

↑パンチで打ち抜かれたSIMと枠。枠は取っておくと普通のSIMスロットに挿すときアダプタになります。

*課題は日本に帰った時にどうするかで、可能性としては今持ってるソフトバンクのプリモバイルのSIMカードをパンチして使うかなってことくらいか。帰国後は日本通信の定額SIMにするつもり。こう考えると日本ってがんじがらめだねえ。

BigKatの行った店のオヤジは英語ができたのでこの辺の手続きは全く問題なし。

在庫から出してきたのはシンガポール仕様のやつでもちろんSIMフリー。フランス仕様とかもあるらしいが、どうせ作っているのは広州のFoxconn(富士康)で、台湾の鴻海の子会社。聞くと広州工場からの直送品らしい。

  *  *  *  *  *

オヤジはパッケージから出したiPhoneを店のMacにつないで、無料ソフトをどんどんサービスでインストールしてくれ、20分ほどで動作チェックも終わって手渡し。ガラス面の保護シールは無料で貼ってくれた。代金はドンではなくドルで直接払った。カードも使えるみたいだけど…。

*ガラス面の保護フィルムは有料の店もある。セロテープでペタペタ表面の埃を取ってピシッと貼ってくれる。これくらいはサービスあり。

さて、Apple製品は初めてだけど、なかなかいいねえ。

実は家族はみんなiPodを持ってて、ウチのPCのハードディスクは連中の音楽ファイルで圧迫されているんだけど、BigKatはこれまでApple製品は一切所有した経験なし。で、タッチパッドという事でいうとソニーのウォークマンだったけど、iPhoneはまた別次元の操作感だね。操作ごと追従性の良さとアニメーションは素晴らしい。あと、各国語の言語対応が自由自在にできるのもすごい。BigKatはメニュー等は英語の方が好きなので英語にして(日本語だとうるさい)、IMEだけ日本語追加という環境で使っているが、全く問題なし。

何より、画面がでかいので、グーグルマップが見やすくなったのがありがたい。

良かったのは、無料のベトナム語-日本語辞書があること。それに有料だけど「指さし会話帳」なんてアプリもある。

但し、問題は店で入れてくれたアプリはオヤジのアカウントでインストールされているため、結局自分のアカウントにした際には引き継げないようで、一旦全部削除して再度環境構築。まあその方が良いんだけどね。

一方ダメなのはPCBluetooth接続できないこと。仕様らしいが、Windowsマシンとはケーブルでやれってか。それから、Outlookとの同期にもやや問題が。

アプリを選んでもう少し遊んでみます。

Copyright/BigKat2011

<ベトナム語電子辞書発見!>

ベトナムに駐在するんだから、ベトナム語を勉強しないといかんということにはなるんだが、残念ながらまだまだベトナム語は少数言語なんである。それにどういうわけか日本人は「欧米志向」というものがあり、言語人口とか使用頻度とかに関係なく、おフランス語とか独逸語とかが偉かったりするんである。

この状況は教科書や辞書にも現れており、まあベトナム語の教材は限られますな。
で、困ったのが辞書。
日常会話の教科書はそれでも結構出てきているが、辞書はかなり高いし、良いものがないように思う。
んで、英語の勉強時代から紙の辞書を使うことを放棄してしまった自分としては、ベトナム語の電子辞書がないか結構探し回った。ところが、最近ようやくタイ語、というのは出てきているが、ベトナム語というのは旅行会話がおまけになっている程度で、使えるものがない。

さて、ホーチミン。
ホーチミンに来て、ベトナムのヨドバシカメラことNguyenKimの売り場を回っていたら、偶然電子辞書コーナーに行き当たった。そんでつらつら見るが、やっぱり越-英、越-中は国の関係を表して必ずあるが、日本語はないな…と思ったらあるではないか!

Photo

こういうものはビジネス人口と比例するんだと思うが、上記の組み合わせの他に、越ー日と越ー韓の組み合わせがあるのだ。
後で調べてわかったが、日本の方のブログでも「現地に行かないと買えない」との記述があったので、現地なら買えると。
調べると2社から出ていることが分かり、拙者が買ったのは「Kim Tu Dien(金辞典)」というシリーズの小型の電子辞書でモノクロ版のCD730ちゃんである。この上位機種でTFTカラーのもあるが、そっちは在庫切れだし高い。更にTFTモデルは電源が専用のリチウム電池なので、いざという時に使えない可能性ある。モノクロモデルは単4電池2本。ちなみに360万ドンで200ドル程度。タッチパネルでの操作も可能だが、手書き認識はない。

一番良かったのはベトナム語の発音機能が付いていることで(ちょっと音が割れ気味なんだけど…)、日本人にはなかなかできない6声の発音をしてくれるので、声調記号を見ながら寄りも正確にわかるというわけ。その他、英語はコンサイスのデータだそうだし、自分は使わないがPIMだのMP3再生だの機能はてんこ盛りだ。

さてさて、これがどれくらい実用性あるか、試しですなぁ(^_^;)。

/   /  / ///Katsufumi OHTSUKI/// /  /   / 

サイゴンの休日とスポーツトラッカー

 独立記念日のホーチミンは曇りで、日差しが弱くて結構涼しく、こないだの「世界の車窓から~サイゴン駅編」の時に比べてはるかに歩きやすい。
 サイゴン河畔のルネッサンスリバーサイドを陽水のメロディに乗って出発したBigKatは北西に向かい、今度住むことになるアパートまで歩く。途中、繁華街であるドンコイ通りを通って行くが、休日というせいもあってなんだか普段と違うのんびりさ&家族連れ多い感じ。

 アパートに近付いてきたところで、NOKIAのE71にインスコしたGPSソフトSports Trackerの起動を忘れていたことに気づいてWalking Modeで起動。こいつはGPSの信号をトラッキングして、歩いたり走ったりのペースを記録してくれるというもので、Google Earthと連動して、自分が移動した軌跡を地図に表示してくれるというモノ。
 アパートは先々週の取材で見るところは見ちまったので、周囲を一周するが、西隣に韓国系のダイヤモンドプラザというデパートがあり、ここになんでもあるので金さえあれば手に入る。したがって駐在員生活は全く問題ない。独り者でも飯が大丈夫なフードコートもあり、さぬきうどんの店まで入っている。

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 その後、今度は南東に歩いて8月革命通りに出て、電器店を物色しつつこないだ行ったグエン・キムの手前のロッテリアで昼食。プルコギバーガーセットは焼肉バーガーにフライドチキンとコーラが付いているという若いもん向けメニューだが、コーラをLサイズにして56,000ドン(310円)。庶民には決して安くない値段だが、ベトナムにはご飯の付いたコンボのメニューがあり、こっちの方がお得感あるせいか、ほとんどのお客がこれを選んでいたな。次回挑戦してみよう。ちなみに、ファストフードだけど街のふつうの食堂の速度と全く同じであり、2階席で女の子が持ってくるのを待つのに10分余り。

 さて、ホーチミンのヨドバシカメラことグエン・キムは大変な人出でごった返しており、なんだかすごい熱気ではある。5階ある売り場で先日来なかった白物家電の売り場とかも回り、品ぞろえには大変満足であります。冷蔵庫も結構いいのが4万円くらい、一番の収穫は日本語-ベトナム語の電子辞書を発見したことで、発音機能も付いている。日本ではこれはないけど、流石ベトナム…っつーか台湾製か。日越訳のあるタイプでカラーが4万円、白黒が3万円くらい。

 その後、あちこち歩いて、いつものベンタイン市場の近くでまたもや鞄を物色。
 BigKatのお気に入り豪州メッセンジャーバッグブランド、*rumplerが最近ハノイだけでなくホーチミンでも見かけるようになり、新しいのを物色。新型もあって、1個20ドル前後でゲット。今回は同じくメッセンジャーブランドの雄、*imbuk2のOuttwhachの新型を25ドルでゲット。店のおばちゃんによれば、「これは正規品でコピーじゃないよ」とのことだが(^_^;)

Googleearthtracks20090902

 結局3時過ぎに帰り、総歩行距離は約13km。Sports Trackerを途中から起動したので、記録上は11キロ強。E71からデータをGoogleEarth(GE)に吐き出させて、BlueToothでヴァイ男に転送。GEを起動させてファイルをオープンすると、自動的に今日歩いた場所が衛星写真やマップ上に記録されるという面白さ。地図オタクにはたまらんですなあ~。
 画像は記録データをGE上に表示させたヴァイ男の画面。こんな風にできるのよ。ループが閉じてないのは、上述の通り途中で起動したから。

 んでおしまいはホテルから歩いて5分のところにある日本の定食屋でハイネケン2本つけて10ドル。いやーホーチミンチョンガー生活開始ですわ。
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NOKIA E71 使用感レビューっ

 では第二弾:使用感編。

 NOKIA E71のいいところは薄くて比較的軽いこと。
 大胆型黒苺君ことBlackberry Boldは厚さ14mmで重量137gだから、厚さで4mm、重量で10g軽い。幅は10mm小さい。
 ステンレス外装をプラスティックに変更すればもっと軽くなるとは思うが、それって強度確保のために厚みが増すということらしい。E63がまさしくそれ。NOKIAの狙ったのはステンレス外装の高級感だろうが、ブツの質感という意味では相当イイ線行っているように思う。背面の電池蓋もレーザーでエンボス(凹凸)加工したステンレス板で、ここには別料金でカスタマイズしたエッチングイラストも追加できるらしい。ただし、ステンレス外装のヒンヤリ感は南国では大変心地良いが、寒い地方では冷たくてダメかも。とにかく胸ポケットに無理なく入るという点は大きい。

 OSは先述のシンビアンS60だが、これはまあ現物を見てもらうしかないが、画面デザインもきれいだし、ディスプレイも申し分ない。ただし黒苺はHalf VGAなのに、E71はQuarter VGAだから、解像度は負けてしまう。S60はNOKIAの独自OSだが、さすがにこなれており、サクサク動く。ただし起動時間は結構かかるね。

 キートップは黒苺が個別に独立したセパレート型なのに対し、サイズの制約からと思うが隙間なくギッチリ並んでいる。しかし各々のキーの中央が盛り上がっており、ミスタッチしにくくなっている。要するに片手で支持して親指、ーーー拙者の場合は親指の爪の端っこでーーー押すような感じ。QUERTY配列なんで違和感は全くなし。

 その他、静止画・動画カメラ機能(320万画素)、音楽再生、無線LAN接続、インターネットブラウザ、メール機能などまあてんこ盛りなので以下略。しかしひと括りで言うと、今の携帯はみんな小さいPCなんであって、恐ろしく多機能をぶち込んでおり、すべての機能を使いこなすのはまあできないね。

 ここで問題は
 「E71は英語版であり日本語が使えない」
 ということである。
 まあ日本とは違う環境で使うわけだから仕方がないが、これから日本語の会社支給携帯を返上する身となれば、日本語メールが使えないのは大変困るというかそれって死活問題?(あんごるもあチャン風)。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。世の中には海外携帯を日本語化して使いたいという需要が結構あるので、あの「管理工学研究所」が「+J60」という日本語化キットを発売しているのだ。

 ここで注意だが、日本語化キットといってもオペレーションの全てを日本語化するわけではなく、メールとかスケジュールとかの表示や入力で日本語が使えるということであって、各種メニューやダイアログはすべて英語になる。このE71の母艦となるSONY Type-Pも英語版Vistaだが、英語版の方がキーボードがシンプルだし、小さい画面での高解像度表示ではアルファベットの方が何かと見易いけどね。
 
 さて管理工学研究所といえば、マイクロソフトのワードが日本語ワープロの世界を席巻する前、まだ「黒い画面」のPC98、要するにウィンドウズ以前に「松」というワープロを出していたところだ。もちろん一太郎と同世代。ここの出している「桐」という日本語データベースソフトは…なんて話をするとお里、じゃなくてお歳が知れてしまうわけだが、「要するに10年ぶりにあんまり親しくなかった同級生」に会った、みたいな感じなわけ。
 それはさておき、この+J60はインストールの説明がつっけんどんなのでちょっと迷うし、ついでに操作方法の説明がこれまた簡潔なので初心者にはハードルが高い。インストールについても「2~3回試すとうまくいく場合があります」なんて感じで開発者が地震なさげなところが不安増幅。しかし、インストールしてしまえばFEP「松茸」というのはかつてATOKとともに一世を風靡しただけあって結構使えますな。

 ちなみに、E71と母艦PCをつなぐソフトウェアNOKIA PC Suiteというソフトウェアを導入したが、ドライバのインストールで結構戸惑った。NOKIA初心者がE71のフォルダ構造とか見ようと思っても制約があるし、このソフトの導入は必須な気がしますなあ。

 とにかくブラウザでも日本語表示できるし、メールも読めるということで一段落。10年ぶりに会ったあまり親しくなかった同級生が急に商売上の取引先になったみたいな感じ(爆)。

 面白いのはE71でつなげられる無線LANを探しながらホーチミンの市街地を走ることで、あっちこっちにいわゆる「野良無線LAN」があることに気づく。市内中心部にはインターネットカフェがあって、「Free WiFi」の看板も出ているからわかるんだけど、空港に向かう道路上でもかなり捕まるので面白い。いやー発展途上国であっても、いやだからこそインターネットは必須ということで。

Copyright BigKat2009

ベトナム携帯事情:スマートフォンを買いに行く

 さて、今回はベトナム携帯事情。

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 先日、NOKIAの端末を知り合いの紹介で買ってもらったBigKatではあるが、今回はこれまでの日本の携帯からの完全乗り換えを目指して、スマートフォンを手に入れようという計略なのだ。後輩もとある事情でユニバーサル仕様の携帯が必要だというわけで2人して仕事が引けた後に、ホーチミンの秋葉原、8月革命通り近くの大型店Nguyen Kimに出動した。

 サイゴン川近くのホテルからタクシーで10分弱。夕闇に煌々とネオンと家電メーカーの看板きらめくNguyen Kimはなかなか頼もしいたたずまいだ。
 要するにヨドバシカメラみたいにビルが丸ごと電器店ということで、わしらの目的としている携帯電話は、ベトナム人の間で最もポピュラーなコンシューマーエレクトロニクスであることを象徴するように1階が全部それの売り場になっている。
 内装はベトナム風の木質内装+エンジ色主体なんで、イマイチハイテク感に欠けるが、ズラリと並んだショーケースの中にはソニーエリクソンありノキアあり、韓国系LG、サムスンあり…とまああれがあり、なおかつこれがある状態。開高健先生がこれをご覧になったらなんと言われるであろうか、と感慨深い。売り場は大変な人でにぎわっており、月収100-300ドルの人々がこぞって携帯を買うわけで、やっぱりこれってアジア底力って感じですわなあ。

 後輩のT君は悩んだ挙句結局BigKatの現行機種であるNOKIAのクラシック(2600)を購入。ベストセラー機だけあって手に持った時のバランスが素晴らしいし、薄くて胸ポケットに入れてても忘れるくらいだ。着せ替えもできるのが面白いところ。60ドル。

 さて、ここからが本題なのだが。BigKatは外資系勤務同級生のブラックベリー連合に対抗すべくNOKIAのEシリーズを購入することに決めていたのだ。日本では一時期DoCoMoとSOFTBANKが扱っていたがやめちまったスマートフォンだ。要するに全体に平べったくて横型画面の下にフルキーボードがズラリと並ぶというタイプ。

 ショーケースには結構このスマートフォンも在庫があって、NOKIA最上位機種のN91もある。ベトナムでもこういうスマートフォンの需要ってのはあるんですなあ。まあどこの国でも通信インフラがある限りは高級携帯っていうのはステータスシンボルっぽいところもあるからね。

Nokia_n71_sync20090822

 んで本日のターゲットのE71(実は後継機のE72も発表されている)も黒赤銀の3種類が並んでおり、ステンレススチールの外装がなかなかクールですなあ。実はこのE71の下位機種であるE63というのもあって、こっちもなかなか魅力的かつ価格も手ごろ。
 さてその価格なんだが、E71は6,980,000VND、と言うとなんだか途方もない数字に見えるが、約390ドル。E63はE71よりも発売時期は新しいが、廉価版なので外装はプラスティックで厚みがある感じ。260ドル。OSもシンビアンS60で同じなのでほんとに悩ましい。
 でも結局は「胸ポケットに入るか」という基準で130ドルのプレミアムを払うことを決断しましたです。

 ショーケースの前には、英語の通じる店員のおねえさんも来てくれ、2つをにらんで悩む小生を「適当に」支援してくれてました。ベトナムでは最初に携帯を買う時には身分証明書とかパスポートのコピーが必要ということだったが、今回はSIMカードをすでに持っているので、日本で言う「白ロム」の端末を買うのには必要なかった。

 さて、このE71もちろん初期表示はベトナム語なんだけど、店員の若い兄ちゃんに頼んで英語メニュー化。ベトナム語みたいな少数言語(といっても人口8000万以上いるのだが)では携帯も内部の全システムをカバーしているわけがないので、英語がネイティブなはず。しかもキーボードは完全英語版。

 
 日本は携帯キャリアと端末メーカーががっちり組んでいるので、DoCoMoの携帯をauで使うなんてマネはできないが(いわゆるSMIロック方式)、ベトナムは基本的にSIMロックフリーなんで、SIMカードさえ差し換えれば、どこのメーカーの端末だろうが使えるという次第。だから、ベトナム・モビフォンのSIMカードを従前のNOKIA2600クラシックから差し替えておしまい。
 んで、プリペイドだけど、街角のそこかしこにある店でスクラッチ式のプリペイドカードを購入し、番号を携帯から打ち込むと自分の番号にチャージされるという仕組み。
 
<覚書>
プリペイド料金のチャージ:*101*(14桁の番号)#でCall
残高照会:*100#でCall

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