サザンホスピタリティ:親切なケンタッキアン
昨日は毎週の走る座禅、週例ライドの途中でパンクしてしまいました。
ロードバイクでパンクっつーのは別に大したイベントではなくて、予備のチューブを持っているので交換するだけです。
レキシントン郊外の、比較的広い道の脇の草むらにバイクをひっくり返し、後輪を外してタイヤレバーでタイヤをリムから外し、チューブを入れ替えます。慣れれば10分もかからない工程ですが、交換したチューブのバルブに不具合があって、結局パンクしたチューブにパッチを貼って再度使うことに。要は30分以上くらいかかっちまった。
しかし、その間に、3台も車が止まってくれて「大丈夫?」とか「後ろに積めるけど」とか言ってくれる。まあ見ず知らずのおっさん、しかも東洋人で英語もなあ?って人物にこうしてわざわざ止まってくれると。
最後に止まってくれたピックアップトラックは、助手席に座っていたおばちゃんが窓から体を乗り出して「大丈夫?」と言ってくれたので、自分は「大丈夫!パンクしただけだから。修理も終わったし。ありがとうありがとう!」と返答。
そしたら、「あなたのクッキーモンスターのジャージ好きよ!」と(^_^;)。
えークッキーモンスターというのはご存知セサミストリートのキャラですが、アメリカに来てから愛用しております。なぜかこのジャージを着ていると犬に追っかけられるという傾向にあるんですが、おばちゃんも誘引(爆)。
それにしても、南部ってのはあちこちでこういう親切に遭遇します。
これまでのライドでも単に休憩しているだけの自分に「大丈夫?」と声をかけてくれたり、ナッシュビルのスーパーでもレジのおばちゃんがすごい親切だったり、人情を感じることがたくさんあります。南部人の親切をSouthern Hospitalityと言いますが、ちょっと実感してしまった30分間でした。
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