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Thomsonのステムとシートポスト

そろそろ1300マイル(2100km)を走ってきたリンスキー・レガシーですが、部品のアップグレードも1年経ってようやく終盤に入ってきました。

いよいよ仕上げはステムとシートポストの交換です。

↓これがアフターの姿。段々とシルバーパーツが増えてきました。

Img_4910

最初に周辺部品は全てFSAで統一されているので、ステムもシートポストもFSAの中級クラスです。

悪くはないんですが、シートポストのサドルのヤグラが後方にシフトしているタイプで、当初から「もう少し前乗りしたいなあ」と思っていたこともあって、ストレートタイプにしたかったのです。

シートポストを変えるなら、やっぱりステムも、ということでまたもや探索開始です。

ホントはチタンバイクに乗ってるなら、ステムもポストもチタンにすべきなんでしょうが、リンスキーの純正はそれぞれ300ドル近くするので、ちょっと手が出ません。

それとカラーです。

FSAのシートポストは無難に黒です。まあ普通。

ステムもポストもある意味脇役ですから、ここは黒子に徹するために黒という選択肢もあるんですが、イマイチ気持ちが進みません。ホントはクラシック感を出すためにドライブトレインもブレーキも変速系も前部シルバーにしたいくらいですが、この時代、何せ選択肢がないのです。

とはいえ、他を黒でまとめているところでシルバーは如何に?と悩み始めます。

いろいろと脳内シミュレーションをやった挙句、やっぱり初志貫徹?でシルバーで探索します。

となるとかなり選択肢が限られてきて、昔BikeFriday/PocketRocketで使ったThomsonに行き当たりました。

↓いかにも削り出しのステム。ギンギラです。

Img_4877

↓こっちはシートポスト。ホリゾンタルフレームなんで、ロゴは半分も出ませ…(^_^;)

Img_4882

何と言ってもアルミのインゴットからの削り出し、しかもMade in USA、南部はジョージア州産です。

これも課題は結構なお値段のすることですが、こないだホイールを買ったイギリスの通販サイトでなんと30OFF。アメリカ国内の通販でも100ドル位するんですが、60ドル台のオファーです。ドユコト?という感じです。

買ったのは上から2番めのクラス、Elite X2のステムとポストです。シートポストの方はストレートタイプ。シートポストはホリゾンタルフレームなんで突き出しが少ないですから、ホントは250mmでいいんでしょうが、値段も同じだし、ダメなら切ればいいので、330mmにしました。

ステムはMTB用の4本ボルトタイプもあるんですが、ここはロード用としてデザインされている軽めの2本ボルトタイプ(Elite X2)にしてみます。付き出しは従来通り90mm、角度は6度から10度に変更です。

↓セットアップが完了したステム。赤いスペーサーリングは差し色。

Img_4903

↓サドル周りです。ヤグラ部分がメカメカしい。

Img_4904

ちなみに重量はシートポストが230g、ステムが130gですからなかなかに軽いです。

品物が届いてちょっとびっくりしたんですが、シートポストは勿論外形はΦ27.2mmの真円ですが、内径が楕円になっていて、前後に強度を持たせて軽量化を図っているようです。Thomsonはナゼだかパーツが専用の袋に入ってます。取り外して持ち歩くってもんでもないような気もしますが伝統?

実は、これまでのFSAのシートポストは少し規格より細かったようで、シートチューブの中で遊ぶ感じがしました。ダンシングで異音がするので、アルミテープを貼って密着させていましたが、今回のThomsonは流石の精度で、異種金属(TiAl)のカジリ防止剤(ParktoolASC-1)を塗って差し込むとピッタリガッチリです。表面に機械加工でわざと凹凸を作ってあるので、接合は強固にまとまります。

しかし、ホリゾンタルフレームでそんなに足が長くないと()、ポストの側面にあるTHOMSONのブランドロゴが見切れますね~。シートチューブの上端からサドルレールまで90mmしか出てないので(^_^;)

さて、一方でステムですが、これまで6度のポストをアップライトに付けてあったので、ハンドルが高くなる設定でしたが、今度は10度のステムを寝かせる方向で取り付けました。ハンドル位置が下がってやや前傾がきつくなる設定ですが、サドルを前に15mm程度シフトさせるので、まあこんなもんかなあと。

結果は見た目もポジションもバッチリです。

まずポジションですが、随分楽になりました。フレームサイズはSで換算トップチューブ長530mmですから、決して大きなフレームではないんですが、トシもトシですし()、コンパクトなコックピットが馴染む感じですね。自分は背中を丸めてチマチマ漕ぐのが適しているようです。

それと、見た目ですが、軽いけれども結構なボリューム感のあるステム、それにギンギラのシルバーですが、なかなか上品に仕上がりました。チタンはやや温かみのある渋い銀色ですが、アルミのそれはちょっと冷たい位の銀色なので、組み合わせが以外にイイ!というのは自画自賛ですかね。

ホントはドライブトレインもシルバーにしたいなあ、と思っちゃいました。

煩悩は続きます。

Copyright BigKat2018

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