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2017年6月

クールなデザインのベル

ロードバイクに限らず、スポーツバイクで問題になるのが「ベル」です。

走りとしては完全にデッドウェイトですが、保安部品なんで付けないと怒られます(^_^;)

とはいえ、最近はサイクルコンピュータやらライト類でコクピット周りは混雑していますし、なかなかかっこいいベルというのもありませんでした。ランドナーだとベルも装飾品として重要ですから、真鍮のでかい奴でもいいんですが、あまりに大時代なのもねえ。それにベルの音で先行者を追い払う、というのも好きじゃありませんし。

ところが、数年前にアメリカのクラウドファンディングで生まれたSpur Cycleのベルが結構革命的でした。CNCでの削りだし、プラスティッキーな部分を極力排したデザインで大変クールな出来栄えでした。

ツーリングで偶々寄った高崎のIKDで買ったんですが、ホントに素晴らしい出来でした。澄んで通る音も妥協がありません。

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↑こいつがノグのオイ。超クールなデザインです。

んでもって、今回のLegacyもどうするか悩んだんですが、R440と同じというのも面白くないので、ノグのOi、というリング状のベルにしてみました。このOiも大変優れたデザインで、金属のリングにしか見えないので、ハンドル周りがスッキリ見えます。Legacyのハンドルバーの根本径はΦ31.8ですから、Lサイズを買いました。

特に自分の場合、安全上クロスレバーは必須装備なので、人より余計に混み合うハンドル周りなのでありがたい。きっちり収まって何も邪魔していません。

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↑一応全部収まりました。シフトワイヤはベルの台座をくぐってます。

それと特筆すべきは3千円台という安さです…といっても、ベルに三千円も出すんかい!といわれそうですが、前述のSpurのベルはアメリカで買っても50ドルくらいしますから(言い訳になってない)。

唯一の弱点はチンカンベルの要諦である打鍵のバネが弱く、音が小さいことまあ余り使わないので良いんですけど、コノヘンはSpurのベルに軍配が上がるかなあ。それに、構造上どうしてもベースがプラスティックになるし、打鍵もプラなので、ほとんど見えないとはいえ、質感のツメをもう少ししてほしいなあと。打鍵を金属にするだけでもだいぶ違うと思うんだけど。

Copyright BigKat 2017

タイヤ交換→グラベルキング

KENDAのタイヤは丈夫そうで良いんですが、イマイチ色気がないので、以前から考えていたパナレーサーのグラベルキングに履き替えてみました。

Panaracerは頑固に日本製を標榜していますが、最近Made in Japanと言っても信用できない物も多くあるのは事実です。大体、工業製品で「Made in *****」を声高に言い始めるとその国の製品はヤバイ、という歴史があるので。Made in USA!と言ってるアメリカも言ってる当人たちの製品がヤバイからですからね。敢えてそんなこと言わなくても売れてるUSA製品の方が良かったりします。工業製品でそういうのがあまり声高だと、「ウチは海外への技術移転して現地生産できるマネジメント能力ありませんよ」と言ってるみたいでね()。最近はMade in Taiwanも結構強調されたりしてます。台湾も頑張って欲しいけど…。

それはともかくとして、Panaracer2013年に自分で組んだ古典回帰ランドナーでもコルデラヴィの65035Aを使わせてもらって結構気に入ってますし、Pocket Rocket45125Panaracerです。

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グラベルキング、というからには丈夫なんでしょうね?ということなんですが、ブロックパターンではなく、ヤスリ目のような踏面で、たしかに走りは軽そうです。重さも70026C240gなんでかなり軽いです。

しかもこいつはケブラービードで折りたたみができます(だから軽い)。と言っても、サイドウォールは軽量ロードタイヤの様にペナペナせず、ガッチリしてる感じです。

でも、買う時に一番気になったのはブラウンとブラックのツートーンだというところだったりして(^_^;)

黒ボディに銀色軍艦部のツートーンのオヤジカメラと同じ発想ですな~。

そう言えば同じことを日本に残してきたLynskey R440にもしてます。タイヤはコンチネンタルだったけど。でもまあ、Legacyというホリゾンタルフレームを買うというところで既にオヤジ入ってますから、この道を極めないでどうする、と()

さて、換装は普通のクリンチャーなので簡単です。チューブが縒れないように注意するくらいです。

最大空気圧は105psiということなんですが、アメリカの道路事情と、乗り心地重視で80psiにしてみます。これでも結構カンカンな感じです。

試走ではレキシントン南部からジェサミン郡に向かう舗装道路を走りましたが、KENDAに比べて柔らかい感じがします。走りは重たくありません。まあ比較対象が違うからですが。

アメリカでロードバイクに乗ろうとすると、自動車優先で設計されている道路システムですから、どうしても路肩の亀裂を乗り越えたり、段差のある歩道を横切ったりします。また、大きな道路の路肩を走ると、砂利やいろんなものの破片が落ちてますから、ヤワな軽量タイヤでは限界があります。多少の段差や亀裂なんかは無視できるくらいでないと、実用的ではありません。そういう意味では、このグラベルキングは耐パンク性と重量、それに走りの軽さのバランスが上手く取れていると思います。

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それに値段もアメリカで買っても送料込みで30ドル台ですから、かなり勉強していると思います。ヤスリ目のトレッドパターンはすぐ無くなりそうですが、舗装道路を走る限りはそんなに気にならないかなあ。

Copyright BigKat 2017

米国では結構重要なライティング関係

自分の走り方では、まず夜間を走るということはないので、本格的なライトは必要ないんだけど、アメリカではまず「自分がここにいる」ということをアピールするために必要だ。大抵のライダーはヘルメットにもストロボ可能なライトを取り付けていて、Turn on Red(赤信号でも右折可能)のルールのあるアメリカで、右折車線の左側=要するに車線の中央に近い車線を取る場合の所在アピールをしている。

そんでもって、売っている尾灯でも、ストロボのパターンがアメリカのパトカーみたいな派手なタイプもあるので、相当アピールしないといけないということだと。

そういう意味では昼間でも前照灯も必要ということで、今回はAmazonで前後同じデザインのLEDライトを買ってみた。最近の流行りの面発光タイプで、縦長のデザインのものだ。ブランドはNight Pro Visionって言うけど、類似の商品が別ブランドで出ているので、製造は多分どっかの中国メーカー。モデルはLine120R。光量はカタログ値で120ルーメン。

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電池も、これまた流行りのUSB充電式で、ミニBタイプで2時間で充電できるらしい。USBコネクタを覆うフタがやや貧弱なので、水濡れが心配だけど、大手メーカー品の半額なので許しましょう。

発光パターンと光量がそれぞれ選べるので、好きに発光させればいいが、取り付け場所に悩む。ホントは高い位置が良いので、サドル下のシートチューブに付ければ良いのだが、サドルバッグを付けるとなると、やはりシートステーに取り付けることになる。日本とは車両の進行方向が逆(右側通行)なので、左側に取り付ける。

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もっと悩むのは前照灯で、どこに取り付けたらいいのやら。

ハンドル周りはインラインブレーキを取り付けていることも有り、既に相当混み合って無理。となるとフォークに取り付けることになるが、イマイチな仕上がり。

そこで、ハブ軸に取り付けようと思いたち、KCNCが出しているライトアダプターを買ってみた。

これはクイックリリースのスキュアーの固定側のキャップと取り替えて、軸上にライトなどを取り付ける場所を作るというもので、軽くて安いし、何よりマシーンドの質感が良い。

この延長軸にライトを取り付けてみると、なかなか機能的かつ見た目も満足。しかし、普通クイックレバーを左側にセットするので、通常だとライトが右になってしまう。これは日本では良いんだけど、右側通行のアメリカではちょっとなあ。でもしばらくはこれで運用してみようっと。

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