クールなデザインのベル
ロードバイクに限らず、スポーツバイクで問題になるのが「ベル」です。
走りとしては完全にデッドウェイトですが、保安部品なんで付けないと怒られます(^_^;)。
とはいえ、最近はサイクルコンピュータやらライト類でコクピット周りは混雑していますし、なかなかかっこいいベルというのもありませんでした。ランドナーだとベルも装飾品として重要ですから、真鍮のでかい奴でもいいんですが、あまりに大時代なのもねえ。それにベルの音で先行者を追い払う、というのも好きじゃありませんし。
ところが、数年前にアメリカのクラウドファンディングで生まれたSpur Cycleのベルが結構革命的でした。CNCでの削りだし、プラスティッキーな部分を極力排したデザインで大変クールな出来栄えでした。
ツーリングで偶々寄った高崎のIKDで買ったんですが、ホントに素晴らしい出来でした。澄んで通る音も妥協がありません。
↑こいつがノグのオイ。超クールなデザインです。
んでもって、今回のLegacyもどうするか悩んだんですが、R440と同じというのも面白くないので、ノグのOi、というリング状のベルにしてみました。このOiも大変優れたデザインで、金属のリングにしか見えないので、ハンドル周りがスッキリ見えます。Legacyのハンドルバーの根本径はΦ31.8ですから、Lサイズを買いました。
特に自分の場合、安全上クロスレバーは必須装備なので、人より余計に混み合うハンドル周りなのでありがたい。きっちり収まって何も邪魔していません。
↑一応全部収まりました。シフトワイヤはベルの台座をくぐってます。
それと特筆すべきは3千円台という安さです…といっても、ベルに三千円も出すんかい!といわれそうですが、前述のSpurのベルはアメリカで買っても50ドルくらいしますから(言い訳になってない)。
唯一の弱点はチンカンベルの要諦である打鍵のバネが弱く、音が小さいこと…まあ余り使わないので良いんですけど、コノヘンはSpurのベルに軍配が上がるかなあ。それに、構造上どうしてもベースがプラスティックになるし、打鍵もプラなので、ほとんど見えないとはいえ、質感のツメをもう少ししてほしいなあと。打鍵を金属にするだけでもだいぶ違うと思うんだけど。
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