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サザンホスピタリティ:親切なケンタッキアン

昨日は毎週の走る座禅、週例ライドの途中でパンクしてしまいました。
ロードバイクでパンクっつーのは別に大したイベントではなくて、予備のチューブを持っているので交換するだけです。

レキシントン郊外の、比較的広い道の脇の草むらにバイクをひっくり返し、後輪を外してタイヤレバーでタイヤをリムから外し、チューブを入れ替えます。慣れれば10分もかからない工程ですが、交換したチューブのバルブに不具合があって、結局パンクしたチューブにパッチを貼って再度使うことに。要は30分以上くらいかかっちまった。

しかし、その間に、3台も車が止まってくれて「大丈夫?」とか「後ろに積めるけど」とか言ってくれる。まあ見ず知らずのおっさん、しかも東洋人で英語もなあ?って人物にこうしてわざわざ止まってくれると。

最後に止まってくれたピックアップトラックは、助手席に座っていたおばちゃんが窓から体を乗り出して「大丈夫?」と言ってくれたので、自分は「大丈夫!パンクしただけだから。修理も終わったし。ありがとうありがとう!」と返答。
そしたら、「あなたのクッキーモンスターのジャージ好きよ!」と(^_^;)
Roadsidehelp
えークッキーモンスターというのはご存知セサミストリートのキャラですが、アメリカに来てから愛用しております。なぜかこのジャージを着ていると犬に追っかけられるという傾向にあるんですが、おばちゃんも誘引()

それにしても、南部ってのはあちこちでこういう親切に遭遇します。
これまでのライドでも単に休憩しているだけの自分に「大丈夫?」と声をかけてくれたり、ナッシュビルのスーパーでもレジのおばちゃんがすごい親切だったり、人情を感じることがたくさんあります。南部人の親切をSouthern Hospitalityと言いますが、ちょっと実感してしまった30分間でした。

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サンチャゴ・デ・コンポステーラへの道 その1 なぜかクロスレバーからの始まり

サンダーバード(Thunderbirds Are Go)の超メカはブレインズことホラチオ・ハッケンバッカー博士が設計から製造•メンテまでやってますが、秘密を守るため「部品は世界中のメーカーにバラバラに発注しているんだ」そうです。


だから、ではありませんが、還暦も迎えたことだし、65歳引退時に行く予定のサンチャゴ•デ•コンポステーラ巡礼道(El Camino)を踏破する超マシン?を部品から構築するのであります。ブレインズのように(^-^)

今回納入を受けたのは台湾のイケてる部品メーカー、TRP(Tektro Racing Products)のインラインブレーキレバーです。まずはレバーだけからなんて、まるでフィフス•エレメントでミラ•ジョヴォヴィッチが手首だけから再生される感じですが、自分にとっては重要な部品なんであります。

簡単にいうと、ドロップハンドルのメインブレーキレバーに加えてハンドル上部に付いてる補助ブレーキです。一般的な見方は初心者用…なんですが不整地を走るシクロクロスなんかではこれがあるのとないのでは大違いなので、マイナーですがハイスペック品もあります。

一度大事故で顔面11針縫った身としては、20年前から必ず装着しておるのであります。ダウンヒルが続くようなルートでは上体を起こすポジションが取れるので楽だし。

普通のインラインレバーは「どうせ補助的なんだろ?」ということでイマイチ握り心地まで追求していないんですが、TRPのこのレバー(RL951)は指に当たるレバー部分がカーボン製。角のないデザインが誠によろしい。
今や世界の高級カーボンフレームの主要な産地になっている台湾ですから、こういう小物もできちゃうんですねえ。

上記の理由から12年前のインド帰任記念の5号、アメリカ駐在中の6号まで装着してありますが、どーも現在廃版らしく、eBayで探し回って新品のデッドストックを購入。イギリスから10日ほどで送られて来ました♫

というわけで、まずは小物から(^-^)。

 

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 レキシントンのローカルバーボン:Blue Grass Distillery

とかなんとか言ってるそばから一軒行ってみましたよ。

これまた近場、レキシントンの市街の北のハズレ、西6番通り(West Sixth Ave.)にある、Bluegrass Distilleryです。このWest 6thというのは、このへんじゃ有名なビールのマイクロブルワリーがあり、名前がWest6th。で、なかなかいい感じのエールを近隣に売っています。このBluegrass Distilleryもこの同じ資本みたいですな。

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さて、やってきてみるとここはよく考えたら拙者がよくサイクリングで来る、Legacy Trailの南端ではありませんか。

なんだか来たことのある風景だと思った。しかし、近くを通ったけど、ここに蒸溜所があるなんて思いもしなかった。

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代替平日の夕方の閉店間際なんで、お客なんて拙者しかいません。

ドアが空いているので入ってみると、これまたウッディなインテリアで、ここにもやはり大きなカウンターが。カウンターの中にはブロンドの痩せたお姉さんがいて接客してくれます。学生かしら、まだ若い。彼女ももう少しするとケンタッキーサイズになっちまうのかしら?(^_^;)と思いつつ、質問をしてみます。

マイクロディスティラリーということで、ラインナップは限られていますが、それでもウィーテッド、シングル・バレル、ブルーコーン、ストレートライの4種類。

個々の特徴は小麦を配合した製品が多いことで、ウィーテッドというのは小麦が21%入ってます。

「ちょっと味見させてくれる?」

というと、お姉さんは、試飲用のホントに小さいプラスティックカップを2個出して、シングルバレルとブルーコーンを注いでくれます。味見には十分な量。

最初はシングルバレル。

この蔵元ではスタンダードですが、小麦の配合を感じる柔らかな口当たり。アルコールが喉で滑っちゃうような尖り方はしてません。シングルバレルなんで、ばらつきがあるはずですが。

次にブルーコーン。

ブルーコーンは時々トルティーヤチップスになってたりしますが、75%配合でバニラの香りが加わるという触れ込み。ほんまかなあ、と思ったら、シングルバレルより更になめらかな感じがします。

その場で、シングルバレルのハーフボトルと、ブルーコーンのボトルを各1本買うことにしました。

四角いボトルと、クラフト紙っぽい風合いのラベルがなかなか粋です。ラベルには手書きでバッチナンバーと度数が書かれています。ラベルの中央には競馬の機種のシルエットが。流石にブルーグラスを謳うだけありますってことで。

ついでにマイクロディスティラリーツアー用のスタンプラリー帳みたいな手帳とステッカーを買いました。手帳にはこの近在のマイクロディスティラリーがカラー写真入りで20軒紹介されており、行った先々でサインをしてもらうという趣向です。なんだかお遍路みたいですな。だけど酔っぱらい()

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お姉さんに「贈答用のラッピングできる?」と聞いたら「バブルシートでいい?」というので受けたら、プチプチシートで包んで、包装用シールを貼ってくれました。途中でシールが破れて貼り直したので、あんまり器用じゃないんだね。まあこんなもんだ。

外に出て、再びWest6thの店の前を通ると、半分が所謂Tap Room(ビアホール)になってて、こっちは平日の夕方だというのに、老若男女結構たくさんの皆さんがビールグラスを片手に談笑してます。空はスカッと晴れてちょっと暑い感じ。いやはや優雅な午後ですなあ。

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ジョージタウンのローカルバーボン

さて、ケンタッキーの三大名物と言えば、タバコ、馬、そしてバーボン。

男を堕落させるギャンブルと嗜好品の産地ということですなあ(笑)。

ということでバーボンネタです。

ここんとこアメリカの好景気と、世界的にゼータクになったこともあり、バーボンの販売量はうなぎ登りらしい。ウィスキーの生産は樽に依る成熟期間の問題もあって、すぐには増やせないが、地元のバーボン産業ではすごい投資をしている状態ですな。

日本ではハイボールブームもあってウィスキーの消費量は低迷から回復ってことですが、他の国々はまだまだガンガン飲んでるってことですなあ。

こないだ持って帰ったブランドの中でも、エライジャ・クレイグも以前は年数表示をしていたが、最近は原酒不足ということもあって年数表示をやめている。アメリカンバーボンでは一番若い年数を表示する決まりらしいが。

それに、バーボンの場合、古けりゃ古いほど良いってわけでもないらしい。

さて、表題のローカルバーボン。

上に描いたような好景気で、バーボン産業ははっきり言ってバブってます。そのせいか、所謂スモールバッチのクラフト系バーボン蒸溜所もあっちこっちにできてます。日本でいうと秩父のイチローみたいなのがあっちこっちに、って感じです。

FBでは報告済みですが、ここジョージタウンにも、Bourbon30という酒蔵があります。

ホントの新興蒸溜所というよりも、廃業した業者の原酒を引き継いでいるという感じなんですが、長さ500mしかないジョージタウンのダウンタウンのメインストリートを一本外れた一角、わしらの好きなローカルフードレストランLocal Feedの隣に店があります。

 

田舎の雑貨屋くらいの小さなスペースにカウンターがあって、そこで店の陽気なお兄ちゃんが数人のお客を相手にしています。店の中には定番商品の棚、それにTシャツやら革細工の雑貨のコーナーもあり、全体的にウッディな雰囲気。

奥には樽からそのまま瓶詰めにしてるってコーナーもあります。

お兄ちゃんの隣におばちゃんがいて、変わったボトルを売ってるので聞いたら、「これは乳がんの支援団体のチャリティなの」とのことで、小生としては難しい立ち位置の製品ですなあ(^_^;)

 

テイスティングは結構高く、ボトルの定番商品のテイスティングが15ドル、樽からのテイスティングはショットグラスがついて25ドルです。クルマで一人で来ているので、ここでテイスティングするわけにはいかんのが辛いところ。

定番は3品種で、Proof Aged, Small Batch, Single Barrel。1本40ドル以上するので、高級な部類のバーボンですな。奥にあった限定品はやっぱりシングルバレルで樽からそのままってやつでなんと130プルーフ。120ドルだそうで。瓶のデザインもかっこよくて良いんだけどねー。

これがBourbon30の店先。道路でBBQしてた(^_^;)。ちなみに会社からクルマで10分。

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自分は洋酒は量が飲めないので、一旦買って外してしまうと大変もったいないんで躊躇することしばし。しかし、カウンターの奥にお試し用の2オンス(要はダブル)入り小瓶があったのでこれの90プルーフと40プルーフの2本を購入。1本12ドルもするんだけど、1本買って無駄にするよりは、ってことですな。両方共キャップに封蝋がしてあるという凝りよう。

なかなかいい雰囲気の店だったので、全体的にはマル。

持って帰ったミニボトルを鑑賞&テイスティングしてますが、風味は良いけど少し尖ったところがあるかなあ。自分はお子ちゃまなので、Maker's Markみたいなもう少し小麦の多いメローなタイプか、Woodford Reserveみたいな深い香りのあるのが好みかな。

あ、お子ちゃまはバーボン飲まないか()

そういやこないだどっかで飲んだイチローズモルトは美味かった。日本のウィスキーは確かにいいセン行ってます。

帰国までに、もう一箇所くらいクラフト系の蒸溜所を回ってみることにします。

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レキシントンのサイクリングコース1:Lexington South High Bridge Course

レキシントンから南に行くルートはかなり慣れてきました。

今日はそのご紹介です。

出発はレキシントン市の南部地区ということにしておきます。このあたりは町並みも落ち着いていますし、お買い物スポットもたくさんあって便利ということもあって、日本人の皆さんもたくさん住んでいますしね。

[1]まずはシリートパーク

シリートパーク(Shillito Park)はレキシントン南部の大きな公園で、丁度お買物スポットであるフェイエット・モール(Fayette Mall)の裏側になります。モールとの間は線路があって完全に隔てられていますし、サイクリング用のルートもキチンと整備されているので、大変快適です。自分は普通、マノワー通り(Man’o War Blvd)を渡って、南から入ります。

 

シリートパークはジョガーは多いですが、自転車はあまり走っていません。歩行者に気をつけないと行けないです。

シリートパークを南から北に縦断すると、レイノルズ通りに出ますが、ここで西にハンドルを切って、広い歩道に出ます。ここには明確には自転車/歩行者兼用道の表示はありませんが、歩道ですが4mくらいの道幅はあるので、問題ありません。そのまま、道なりにキースシャイアーKeithshire通りを通って、レキシントンのダウンタウンを中心とする放射状道路の一つ、クレイズミルCrays Mill通りに出ます。

[2]クレイズミルを南下して、カッパーランを渡る

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↑カッパーランを渡る公園内の橋。柳の木があって、なんだか和風(笑)。
 

クレイズミル通りには、かなりの部分自転車専用レーンがあります。ここを南下です。但し、これもマノワーを越えるとすぐ終わってしまうので、今度は西に舵を切り、トウェイン・リッジTwain Ridge通りに入ります。実は、クレイズミルから、隣の放射状道路であるハロッズバーグHarrodsburg通りまで行くには、なかなか良い道がありません。勿論マノワーを通れば行けますが、歩道を走ることになりますし、その歩道はコンクリートスラブ舗装なので、ロードバイクでは快適とは言えません。更に南のブラノンBrannon通りは路肩が殆ど無いし、高速で走る車が多いので、更にお勧めできません。

また、クレイズミルとハロッズバーグの間には、カッパーランCupper Runという小川があるので、この小川を越えるルートがなかなかありません。

そこで、このトウェイン・リッジです。ここはどん詰まりにドックウッドパークDogwood Parkという公園があるのですが、その中にこのカッパーランをまたぐ小さな橋があり、ハロッズ側に抜けることができるのです。ドッグウッドパークを東から西に横断したら、ドッグウッドトレースDogwood Trace通りを抜け、ハロッズバーグに突き当たります。

[3]ハロッズバーグをひたすら南下

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↑ハロッズバーグは路肩が広くて走りやすいっす。

ハロッズバーグは大きな道路で、日本人の感覚ではもう高速道路ですが、途中までは路肩が非常に広く作られてある(1車線分丸々ある感じ)ので、街中の道路より走りやすいです。

ここをひたすら南下しますが、Rolling Hills が延々と続くこの地方の地形をジックリ味わえます。

2マイルほど下ると、ゴルフ場があり、そこの入り口からハロッズバーグと並行して走るバルバロBarbaro線に入ります。ちょっと右折ですぐ並行になります。

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↑バルバロ線はほぼ専用道って言って良いかも。

ここは一般道ですが、道幅もあるし、車がほとんどこないので走りやすいです。しかも周囲はゴルフ場と牧場で、大きな街路樹も続いていますから、大変気持ちの良いコースです。時にリスが飛び出してくるので、要注意ですが(^_^;)

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↑ここから完全に専用道。区間は短いですが、全体で8マイルあります。

このバルバロ線も途中から自転車・歩行者専用道路になって、2マイルちょっとで終わってしまいますが、そこからハロッズバーグをまたいで反対側にもサイクリングルートがあります。一旦止まってハロッズバーグを横断して反対側に渡り、再びハロッズバーグに並行して南下します。このアルマハーストAlmahurst線も一般道ですが、バルバロ線と同じくほとんど車は来ません。

これまた途中から自転車・歩行者専用道路になるのが素敵なところで、ケンタッキーの自然を満喫できるルートです。これを3マイルほど走ると、三叉路の真ん中にFamily Martがあります!といっても日本のファミマじゃなくて、シェルのガソリンスタンドに併設されているコンビニなんですが、ここまで大体15マイルくらいは走ってきているので、休憩にはもってこいです。外にベンチもありますし、軽食や水分補給にもピッタリです。でも、ロードバイクのライダーが居るのは見たことない

[4]ウィルモアという大学街

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↑三叉路を過ぎてのハロッズバーグ。ここからはクルマとせめぎ合うので、結構神経使います。路肩の凹凸にも要注意。

この三叉路をどちらに行くかですが、僕は比較的車の少ない右を通っています。ここから先、普通の州道になって路肩も狭いですし、車も結構来るので、慎重に走ります。ここもハロッズバーグロードなんですが、アメリカの道路には大抵ある脱輪防止の凹凸、Rumble Road Stripがやたらと深く、下手にロードバイクのタイヤで突っ込むと制御不能なくらいガタガタします。

こういう時は下手に路側に寄らないで、逆に堂々と存在を誇示しつつ走るのが正解だと思います。ライティングのところでも書きましたが、赤点滅の尾灯だけでなく、ヘルメットの後ろの警告灯も点けて走ってます。

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↑ウィルモアのアズバリー大学。レンガ造りの立派な校舎が続きます。

道路はイマイチなんですが、景色は良い感じです。このままウィルモアWilmoreと書いてある看板の交差点で左に曲がると、キリスト教系のアズバリー大学Asbury Universityのあるウィルモアという田舎町に着きます。ここは元鉄道の駅があって、近在の産物の積み下ろしで栄えた街だそうですが、今は大学が最大の産業のように見えます。

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↑典型的な?田舎町のウィルモア。でも大学街なので、結構おしゃれな店もあったりします。

ホントに何もない感じなんですが、大学の施設は日本の一流大学にも勝てる感じ…というか、日本の大学がショボい…んですかね。アメリカの大学は持ってるお金の額が違いますからねぇ。

[5]29号線を南下、ケンタッキー河のほとりまで

さて、大学のキャンパスを抜けて、ウィルモアのダウンタウンに入ったところでまっすぐ南西に向かう、29号線に入ります。ここから先は誠にのどかな田舎道が続きます。時々飛ばしてくるピックアップトラックには要注意ですが、ストレスは相当下がります。

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↑いわゆる高橋、のハイブリッジ。ケンタッキー川をまたぐ鉄道専用橋で、勿論現役。

ウィルモアから5マイルほどで、ケンタッキー川に突き出す丘の上のハイブリッジHigh Bridgeというところに着きます。ここはどん詰まりなので、これ以上南には行けません。

なんでハイブリッジ、かというと、ケンタッキー河が削った渓谷をまたぐ、高い橋=High Bridge of Kentuckyがあるからです。この「高橋」は鉄道専用橋なので、人間は渡れません。水面まで100m近くありますんで、渡るとしても相当勇気がいります。ここは公園になっていて、休憩所やトイレ、それにケンタッキー河の断崖から突き出した展望台もあるので、一息入れるにはもってこいです。

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↑ハイブリッジの公園にある展望台。なかなかの景色です。

で、一息入れたらまた来た道を戻ることになりますが、春の景色は最高ですね。このルートで約40マイル(64km)強になります。午前中のライドとしてもちょうどいい距離ですね。さー帰ってラーメン食べるか()

↓今回のルートのGPSでログ。コースとしては単純です。

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Thomsonのステムとシートポスト

そろそろ1300マイル(2100km)を走ってきたリンスキー・レガシーですが、部品のアップグレードも1年経ってようやく終盤に入ってきました。

いよいよ仕上げはステムとシートポストの交換です。

↓これがアフターの姿。段々とシルバーパーツが増えてきました。

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最初に周辺部品は全てFSAで統一されているので、ステムもシートポストもFSAの中級クラスです。

悪くはないんですが、シートポストのサドルのヤグラが後方にシフトしているタイプで、当初から「もう少し前乗りしたいなあ」と思っていたこともあって、ストレートタイプにしたかったのです。

シートポストを変えるなら、やっぱりステムも、ということでまたもや探索開始です。

ホントはチタンバイクに乗ってるなら、ステムもポストもチタンにすべきなんでしょうが、リンスキーの純正はそれぞれ300ドル近くするので、ちょっと手が出ません。

それとカラーです。

FSAのシートポストは無難に黒です。まあ普通。

ステムもポストもある意味脇役ですから、ここは黒子に徹するために黒という選択肢もあるんですが、イマイチ気持ちが進みません。ホントはクラシック感を出すためにドライブトレインもブレーキも変速系も前部シルバーにしたいくらいですが、この時代、何せ選択肢がないのです。

とはいえ、他を黒でまとめているところでシルバーは如何に?と悩み始めます。

いろいろと脳内シミュレーションをやった挙句、やっぱり初志貫徹?でシルバーで探索します。

となるとかなり選択肢が限られてきて、昔BikeFriday/PocketRocketで使ったThomsonに行き当たりました。

↓いかにも削り出しのステム。ギンギラです。

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↓こっちはシートポスト。ホリゾンタルフレームなんで、ロゴは半分も出ませ…(^_^;)

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何と言ってもアルミのインゴットからの削り出し、しかもMade in USA、南部はジョージア州産です。

これも課題は結構なお値段のすることですが、こないだホイールを買ったイギリスの通販サイトでなんと30OFF。アメリカ国内の通販でも100ドル位するんですが、60ドル台のオファーです。ドユコト?という感じです。

買ったのは上から2番めのクラス、Elite X2のステムとポストです。シートポストの方はストレートタイプ。シートポストはホリゾンタルフレームなんで突き出しが少ないですから、ホントは250mmでいいんでしょうが、値段も同じだし、ダメなら切ればいいので、330mmにしました。

ステムはMTB用の4本ボルトタイプもあるんですが、ここはロード用としてデザインされている軽めの2本ボルトタイプ(Elite X2)にしてみます。付き出しは従来通り90mm、角度は6度から10度に変更です。

↓セットアップが完了したステム。赤いスペーサーリングは差し色。

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↓サドル周りです。ヤグラ部分がメカメカしい。

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ちなみに重量はシートポストが230g、ステムが130gですからなかなかに軽いです。

品物が届いてちょっとびっくりしたんですが、シートポストは勿論外形はΦ27.2mmの真円ですが、内径が楕円になっていて、前後に強度を持たせて軽量化を図っているようです。Thomsonはナゼだかパーツが専用の袋に入ってます。取り外して持ち歩くってもんでもないような気もしますが伝統?

実は、これまでのFSAのシートポストは少し規格より細かったようで、シートチューブの中で遊ぶ感じがしました。ダンシングで異音がするので、アルミテープを貼って密着させていましたが、今回のThomsonは流石の精度で、異種金属(TiAl)のカジリ防止剤(ParktoolASC-1)を塗って差し込むとピッタリガッチリです。表面に機械加工でわざと凹凸を作ってあるので、接合は強固にまとまります。

しかし、ホリゾンタルフレームでそんなに足が長くないと()、ポストの側面にあるTHOMSONのブランドロゴが見切れますね~。シートチューブの上端からサドルレールまで90mmしか出てないので(^_^;)

さて、一方でステムですが、これまで6度のポストをアップライトに付けてあったので、ハンドルが高くなる設定でしたが、今度は10度のステムを寝かせる方向で取り付けました。ハンドル位置が下がってやや前傾がきつくなる設定ですが、サドルを前に15mm程度シフトさせるので、まあこんなもんかなあと。

結果は見た目もポジションもバッチリです。

まずポジションですが、随分楽になりました。フレームサイズはSで換算トップチューブ長530mmですから、決して大きなフレームではないんですが、トシもトシですし()、コンパクトなコックピットが馴染む感じですね。自分は背中を丸めてチマチマ漕ぐのが適しているようです。

それと、見た目ですが、軽いけれども結構なボリューム感のあるステム、それにギンギラのシルバーですが、なかなか上品に仕上がりました。チタンはやや温かみのある渋い銀色ですが、アルミのそれはちょっと冷たい位の銀色なので、組み合わせが以外にイイ!というのは自画自賛ですかね。

ホントはドライブトレインもシルバーにしたいなあ、と思っちゃいました。

煩悩は続きます。

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万年筆のインク


学生時代からずっと万年筆を使っていますし、使う量が半端ではなかったので、インクは吸引式にしています。要はカートリッジなんかじゃ足らないというわけで。

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この関係もあって、他の万年筆ブランドに浮気した時も、吸入式のスポイトを使っていましたが、結局ペン先の柔らかさや書き味の好みもあってペリカンにしたのも、ペリカンはそもそも吸引式であるというのが大きいです。

インクはにじみが嫌いなので、にじみの少ないパーカーのSOLV-X入りQuinkのブルーブラックと決めていました。でも、最近は万年筆ブームで色んな種類が出てきており、ペリカンのブルーブラックを使っています。

でも、最近の日本のインクの多彩さには圧倒されるところもあり、アマゾンで見かけたパイロット製の色彩雫(iroshizuku)スリーズの「紺碧」というのを買ってみました。アメリカのアマゾンで普通にポチったんですが、なんとパッケージは日本から到着(^_^;)

色は明るい、ぐっとシャープな青で、まさしく「紺碧」ですが、同じシリーズの「深海」と同違うのか?という感じです。まあ名前で買ってるところはありますな()

にじみも少なく、カジュアルとフォーマルのギリギリ境界線的な色が気に入ってます。どうでもいいことではありますが、インク瓶のデザインが秀逸ですね。

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手帳アナログ愛:文庫サイズのカバー

大体3年に一回くらいは、手帳カバーを換えなくてはならなくなるんですが、最近困っているのは「A6(文庫)サイズの手帳カバーが少ない」ということです。

自分のシステムは基本的にA6にしています。

というのも、スケジュールは仕事の関係で完全に電子化(PCOutlookiPhoneで同期)してしまっているので、日程表は必要ありません。

なので、本当に日記の部分だけということになりますが、絵を入れる必要があるので、文庫サイズがちょうどいいというわけです。

最近はA5サイズの仕事用のノートが流行ってきたので、A5サイズの手帳カバーは結構あるんですが、A6がありません。文庫サイズならば文庫本のカバーで良いのでは?という意見もあるんですが、残念ながらブックカバーは本の厚みに合わせるため、片方がフリーになっているものが殆どで、手帳用には難しいのです。

帰国のサイン東急ハンズやLOFT等数店当たってみましたが、どこにもちゃんとしたカバーは置いていないという情けない状態です。

↓ちょっとマットな仕上げの方が、キズが目立たなくていいです。軽い!

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確かに、「ほぼ日手帳」は馬鹿売れしているようですから、これもA6サイズなんですが、ほぼ日の革製カバーは入手が難しい上に「高い」という特徴があります。カバーだけに1万円以上掛けるというのはよほど気に入ったものがない限り無いよなー、ということになります。

そもそも海外駐在をしていると、高品質の文房具を買うのがなかなか難しい場合が多いです。インドだとどういわけかFilofaxが安いんですが、通常の品は安かろう&悪かろう。アメリカのような先進国でも、文房具に対するテイストはかなり違いますし、何よりヤード・ポンド法の国で、紙のサイズもレターサイズとかだとA6などという規格はお目にかかることは出来ません。

ところが、捨てる神あれば拾う神あり()

アメリカに戻るため、成田空港の第一ビルにあるとある文房具店(Smith:デルフォニックスの店舗)で、ちょうどいい革製のノートカバーを見つけました。色も数種類あり、これまたちょうどいいこげ茶色を選ぶことに。店を差配している女性チームもなかなかいい感じですね(オヤジ的感想…ですが)。

手帳は余りゴツすぎない方がいい、というふうに思っているので、この軽めの革カバーはありがたい。

↓インテリアはシンプルですが、要所を押さえてくれている感じ。

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内装もシンプルで、調節可能なペンホルダーと、見返し部分に名刺サイズの紙とかカードの挟めるスリットがあるだけです。ペンホルダーは、万年筆を使う人間には小さすぎる場合が多いんですが、これは調整できるので、愛用のペリカン/スーベレーン800がきっちり収まります。

最近の構成は、リヒトラブのツイストリングノートのA6サイズを主体にしています。これは、PCでのアウトプットなんかも増えてきたので、パンチを買って、綴じ込めるようにしたというわけです。ツイストリングノートだと、リングも角丸のプラスチックリングで、手を載せて書いても違和感が少ないので気に入っています。用紙の罫線パターンは無地でもいいんですが、絵が書きやすいので方眼にしています。

あとは、切り離せるメモも必要なので、これは「ほぼ日手帳」の薄いミニノートを使っています。

最後に入れるのは家族の写真を持ち歩くための、これまたほぼ日手帳のプラスティック製の写真ホルダー。これさえあればどこに居ても家庭円満は確保、というわけです(^_^;)

時々やってくる手帳更新の機会ですが、手帳カバーや中身を新調するのは気分が改まっていいものです。さてさて、この手帳カバー君では、自分はどういう事を書く、あるいは描くことになるんでしょうかね。

↓見た目より収納力があるし、何より万年筆ホルダーがきちんとしているので、趣味の「飛行機の座席スケッチ」も進みますな〜(^_^;)。

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カンパ化進展?~ホイール換装:ZONDA C17

さて、クランクセットだけカンパになったレガシーですが、変速システムとブレーキシステムが統合されているSTIでは、これ以上あまりいじり様がない、というのが正直なところです。ホントは全部シルバー系の部品にしたいところですが、最近の部品はほとんどブラックないしグレーになっちまっており、選択肢がありません。シマノが全部シルバーポリッシュのアルテグラとか出してくれれば良いんでしょうが、そういう話はないですなあ。

それはさておき、今回のお題はホイールです。

完成車で買ったレガシーの最後の不満点はホイールです。

流石に30周年記念モデルですから、鉄下駄というわけではないのですが、FSAグループ、VisionTeam25という、中級?ホイールが付いています。重量は1800g少々、決して軽いとはいえません。Team25でも、ホビーライダーとしては全く問題ないんですが、そこは気分です(^_^;)

ということで、以前からアップグレード用に目をつけていた、カンパニョーロのZONDAが某英国サイトで安くなっていたので、ポチりました。同じ英国サイトでも、どういうわけか100ドル以上も差があります。もちろん安い方で()

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↑Wiggleから届いた箱。デカイっすが、送料は無料。

最近のバイク雑誌の特集記事では、やたらと高価なホイールの特集なんかがあって、正直バブっていると感じます。素材や各部材の進化もあるんでしょうが、ホイール1組30万円なんていうのは法外…としか。勿論それでプラシーボ含めて効果あって納得ならいいんでしょうが、アメリカの田舎の荒れた道路を週末チョロチョロ走るにはやはり分不相応です。

メンズファッション誌でコート50万円とか、腕時計300万円っていうのとおんなじ感じです。僕らとはチト違う世界かと。それを言うと「自転車に何十万円も使うなんて馬鹿じゃないの?」という批判を受けないといかんのですが()

ZONDAは以前からコスパ最高、という評価が高いのと、今期モデルのC1725C以上の太めタイヤに最適化されているということで、25C以上の剛健タイヤが必須のアメリカの道路事情では大変ありがたい。価格帯は安くなったアルテグラと同じくらいですな。

それと何より、3本スポークがまとまったG3組が、スーパーの鮮魚売り場で「奥さん、カンパですよカンパ」と言ってるみたいな、ミーハー的な嬉しさ?があります。流石目立ってなんぼのイタリアーノ、です。

さて、10日少々経ったところで、結構大きな箱が届きました。

まあ単なる段ボールなんですが、箱に貼ってあるテープもカンパマーク()。この辺は「カンパは高級品」と刷り込まれているオヤジの弱いところですな。昭和生まれの「舶来信仰」(死語)ですね。四半世紀前に和歌山で作ったスポルティーフに付いていたのがカンパニョーロの丸穴ラージフランジハブ(ヌーボー)でしたが、25年経ってようやくホイールに到達したっていうことですね〜。ホント落涙モノです。

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↑箱の中身はこんなふうに個別梱包されています。最終検査員のサインの入ったタグが付いています。

さて、別の英国サイトで、そっちのほうが安いので買ったアルテ8000のスプロケットを取り付けます。先日のディレーラーに続いて変速駆動系は(勿論)シマノです。コレも勿論当然ですが、ZONDAもシマノフリー仕様ですから、これは単にグリスを塗ってスポッとはめるのですが、最近は恐ろしく規格がバッチリなので、 全く問題なく嵌合します。BikeHandでシマノ用工具セットを買ってあるので、スプロケット用工具を使って締め付ければOK

クイックスキュアーは以前交換したKCNCのチタン&カーボンスキュアーをそのまま流用します。カンパの標準スキュアーは結構ゴツいです。

スプロケットは同じシマノの11速なので、リアディレーラーはほとんど調整なし。但し、リム幅が少し広いので、ブレーキワイヤーは少し緩める調整が必要です。

↓フリーのボディにグリスを塗って、と。

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↓フリーをハブに固定します。工具はバイクハンド製のシマノ用工具セットに入ってました。

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↓G3組のよく分かるショット。上位機種は正七角形。
 

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さて、いよいよ走行テストです。

コースは、ちょっとマンネリですがハロッズバーグをウィルモアまで降りて、そこからさらに南下してケンタッキー川で行き止まる、ハイブリッジコースです。ハイブリッジというのは川を渡る鉄道橋があるところで、川面から300フィート以上ある、高い橋=ハイブリッジです。しかしコレは鉄道橋なので、人や車は渡れませんから、自転車もここまでで行き止まり、というわけです。

ゾンダの、まずの第一印象は「かっちりしてるなあ」です。

走行時の音ですが、巡航速度に乗ると、アルテグラホイールに乗った時と似た感じの硬くて低い「ゴーッ」という音がします。スポークがピンと張ってますよ、という感じです。後輪のG3組のせいか、風切音もちょっと違いますね。

これまでのVision Team25では時速20マイル以上の下り坂で少しふらつく、というか、ややヘナる感じがありましたが、流石にそれはありません。1800g台のTeam251500g台のZONDAでは、ホイール全体で300g近く軽くなっているはずですが、剛性感はこちらのほうが大きい気がします。タイヤが小石を弾くと「カーン!」という乾いた硬い音がします。この感覚は久しぶりです。まあ、50オヤジの貧脚ではそんなに差もへったくれもないわけですが、確かに軽いホイールというのは正義である、という感じます。漕ぎ出しは確実に軽いです。各種レビューでは「練習用に最適」という耐久性についても高い評価のようですから、路面状況にいちいち気を使わなくても良い、というのも楽です。

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そう言えば変わったなあ、と思ったのはラチェット音です。

これまでのカンパのホイールというのは大きめのラチェット音というのがデフォルトかと思ったんですが、このZONDAはほとんど音がしません。完全に無音ではなく、確かにカチカチは言ってるんですが、かなり小さくて、走行中はわからないくらいです。以前、カムシンを履いたケルビムの友達と走ったときは、相当な大きな音で、「いかにもカンパ」感があったんですが、このZONDAはかなりおとなしいということです。もしかしてグリスの量なのかもしれませんが、新品をバラしてグリスを盛る程の必要も感じていないので、そのままです。

個人的にはなるべく無音が良いので、これは好みのセッティングです。

あと、ZONDAはシールドベアリングではないので、玉当たりの調整が可能です、というか調整しないといけないってことですかね。ここんとこ、シールドベアリング使用&お店任せばかりだったので、こういうことやってませんでしたが、最近のハブはよく考えられているようですね。

ハブの分解が可能ということは、玉受けの硬度の問題はあるかもしれませんが、セラミックボールとかにもできるってわけですな。まあそこまでやるつもりもないですが

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アメリカのハンドメイド~サイクリングキャップ

以前から「アメリカの職人技は馬鹿にできない」ということを言ってきました。

それはホワイト・インダストリーのアルミの鍛造・切削部品しかり、スイフト・インダストリーのバッグ類しかり、なんですが、もう一つファンシーなメイド・イン・アメリカを見つけました。

ネットでとあるセレクトショップを見ていた所、手作りのサイクルキャップが出てきました。

作っているのはオレゴンの片田舎?のRandi Jo Fabricationsというブランドです。ブランド、と言っても、小さい子の居る夫婦でやっている手作りの店のようで、ホントに小規模です。ネットがなければ成り立たないような業態ですが、コットン、リネン、それにウールという天然素材、でオーダーに従って手作りしてくれるとのこと。

発注後5週間かかるということですが、そんなに高くないですし、冬用の耳カバー付きのキャップを発注してみました。

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似たようなのは以前RSAサンバッグスで買ってみたのですが、ウールキャップはリバーシブルで二重になってて、すぐ暑くなってしまうのと、ツバの合皮がすぐ劣化してしまうという難点がありました。

4週間ほどで届いた郵便パッケージの中身は、中の包装何とも洒落てます。こういうところに気が利いているのがさすがに女性が主体で経営しているお店ですよね。感じとしてはトラベラーズジャーナル(旅行者用ノート)。細い紐にはなんと手書きのサンキュータグが。

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うーん、これはグッと来ますねえ。クラフト紙のちょっとオールドファッションなタグに手書きですよ。しびれます。しかも、Made in OregonMade in Americaじゃないんだ。このあたり、Oregon産を標榜するBike Fridayに通じるところがあります。やっぱり地場産品ですねえ。

で、肝心の中身は、誠に素朴なウールキャップです。今回は地味めのネイビー一色にしましたが、ざらっとした一重のウールなので、ヘルメットの下にかぶってもゴロゴロしなさそうです。それに今回は防寒用のリブをつけているのですが、これも優しい肌触り。

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サイズは念のため最大ではなく(日本人としては頭が大きくても、アメリカンサイズのLサイズはホントに大きいので)、Medium/Largeというちょっと大きめサイズにしましたが、これもピッタリです。この手のキャップはかぶりが浅いと道頓堀のくいだおれ太郎みたいになってしまいますが、少し深い作りになっているので、巨顔でも何とか収まりますね。それと、ツバの部分には三重ステッチが施されており、またリブもツバの終わりから始まるのではなく、ツバの端に少し食い込むようにダブってスタートしているので、耳がちゃんとカバーされます。この辺の心遣いも嬉しいところです。

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このRandi Jo、かなりの人気らしく、現在リニューアルのため新規受注凍結中とのこと。新規でどんな風に戻ってくるか楽しみですね。

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